ナビりんが行くわよ!

【ナビりんが(自腹で)イベントに行くわよ vol.1】『校閲ガール トルネード』出版記念 地味にスゴイ!? 校閲ナイト! 宮木あや子さん × 柳下恭平さん トーク&サイン会 @文禄堂 高円寺店さんにお邪魔してきたわよ!

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「校閲ガール」シリーズ三作品(写真は日販さんご提供)

今週の火曜日(12/13)、高円寺の文禄堂さんで開催された「『校閲ガール トルネード』(KADOKAWA)出版記念 地味にスゴイ!? 校閲ナイト! 宮木あや子さん × 柳下恭平さん トーク&サイン会」にお邪魔してきたわよ!

「校閲ガール」のドラマ化で、今まさに「旬の作家」宮木あや子さんのイベント。告知されてからすぐに満員御礼でした! そしてトークのお相手は校閲専門会社 鴎来堂の柳下恭平さん、KADOKAWAの担当編集者である岩橋真実さん。司会は日販の書店イベント担当部署の方(ごめんなさい。お名前を失念!)で、その方が仰っていたけれど、作家・担当編集者・校閲者・取次という顔合わせが揃って書店さんでイベントっていうのは「地味にスゴイ?」かもw

お話は最新刊「校閲ガール トルネード」のことから、作家と担当編集者のカンケイ、作家と校閲者のカンケイ、校閲者のお仕事などなど。作家から見て「編集者が鬼に思えた時」なんていうトークもあって楽しかったわ!

少女のような佇まいの宮木あや子さん。トークの前半はやや慎重な滑り出しだったのだけど、後半になるにしたがって「これ、ナイショだからSNSとかに書かないでねw」なんていうお話も飛び出してノってきました。

柳下恭平さんは、彼が出演したTV番組「世界一受けたい授業」をご覧になった方も沢山いますよね? あのもじゃもじゃ頭の方ですw 柳下さんは「地味にスゴイ!」の校閲監修もされていたので、その辺りの裏話など楽しいお話が沢山。岩橋真実さんの担当編集者から見た”作家・宮木あや子”のお話は、宮木あや子ファンならばすごく楽しめたはずよ。

参加者の皆さんが興味津々だったのはゲラ(校正用に出力した試し刷り。校正・校閲のチェックはゲラに書き込まれます)。宮木さん持参の過去の作品のゲラを客席に回してくださったのだけど、校閲さんの鉛筆(指摘出し)が入ったゲラに対して、作家がそれをチェックして修正していく過程が皆さん、わかったはず。
「ドラマと違って、直接お目にかかることは滅多にない(柳下さん)」という校閲さんと作家さんが、ゲラを通じてコミュニケーションをしている様子が読み取れて、ちょっと感動してしまったわ。

「校閲さんの指摘にカチンとくることとかないですか?」という司会の方の質問に「いえいえ、自分の原稿をしっかり読んで間違いを指摘してくれる。とにかくひたすら、ありがたいという気持ちです」と宮木さん。さらに「それでもたまにはイラッとしたりしないですか?」と突っ込まれて「あー、指摘出しの字が汚いとたまーにイラッとします。『読めねーよ!』と思って」という答えには爆笑してしまいました(あ、見せていただいたゲラに書かれた字は、どれも丁寧できれいな字でしたよ!)

ファンの間では、叙情的・耽美的な作品を”宮木あや子A面”、「校閲ガール」も含めた、ちょっとコミカルで元気が出る作品を”宮木あや子B面”と呼びますが、トークを通して、宮木あや子さんというひとりの作家の中にある「A面、B面、二つの世界」を垣間見ることができたかも。
「あの作品(A面)とあの作品(B面)は、執筆時期が重なっていたので、B面の作品にA面がちょっと侵食していて…… 」なんていう、ファンならば「ああ!そうだったの!!」と納得できる裏話があって、すっごく面白かったのです。

こういうお話は、こういったトークイベントならではというか、他では絶対に聞くことができないと思うのです。皆さんもお気に入りの作家さんがいるのなら、ぜひこういったイベントに足を運んでみてください。「こんな雰囲気で、こんなことを喋る作家さんがあの作品を書いているんだ」と知ることだけでも十分に楽しめるわよ!

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岩橋さん持参の「校閲ガールチロルチョコ」(!)。参加者の皆さんに3コずつお土産!(写真は日販さんご提供)

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