ナビりんが行くわよ!

【ナビりんが(自腹で)イベントに行くわよ vol.2】『一泊二日 観光ホテル旅案内』(京阪神エルマガジン社)刊行記念 甲斐みのりさん × 庄野雄治さん スペシャルトークイベント @荻窪 Titleさんにお邪魔してきたわよ!

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写真は『一泊二日 観光ホテル旅案内』の取材写真も撮られた吉次史成さんからご提供いただきました。

1月23日(月)に荻窪のTitleさんで開催された『一泊二日 観光ホテル旅案内』(京阪神エルマガジン社)刊行記念スペシャルトークイベント にお邪魔してきました。トークは著者の甲斐みのりさん。お相手はアアルトコーヒーの庄野雄治さん。

はじめにまず大きな声で言ってしまうわ。

とーっても楽しいイベントでした!!

甲斐さんのお話がとにかく楽しかったのです。
『一泊二日 観光ホテル旅案内』は温泉地などに建つ、大型の観光ホテルを紹介した本。昭和からバブルの時代、社員旅行や団体旅行が盛んだった頃に建てられて、そして賑わったホテルたち。個人旅行に旅の主流が移って寂れてしまったホテルもあるけれど、今でも泊まってみると、実はとーっても楽しいのです。ナビりんも大好き!

クラシックホテルやリゾートホテルを紹介した本は数多あれど(甲斐さん自身も書いてます)、「観光ホテルをまとめて紹介した本はない。これはいつか私が書かなければ!」とずっと思っていた甲斐さんが満を持して書かれた本なのです。

荻窪のTitleさんの店内には参加者の皆さんがぎっしり。甲斐さん、庄野さんとの距離が近い近いw ホールやイベントスペースでゆったりお話を聞くトークイベントも楽しいけれど、この距離感こそ「街の本屋さん」で開催されるイベントの醍醐味ね。

コーヒー通の間では知られている庄野雄治さんは徳島にあるアアルトコーヒーのオーナーさん。コーヒーにまつわる著作もある方ですが、このトークのお相手に「なぜに庄野さん?」と思っていたら、なんと10年ほど旅行会社でサラリーマンをやっていたことがあるそうで、全国のホテルにメチャお詳しい! ちょっとびっくりしました。

トークは『一泊二日 観光ホテル旅案内』の取材裏話や「それはちょっと…… 」とホテル側から言われて書けなかったナイショの話とか。取材時に甲斐さんが撮ってきたムービーも見せてくださって、知らなかった「観光ホテルの世界」を垣間見せてくれたわ。ハトヤで行われている歌謡ショーのエンディングで宴会場の後方からステージに向かって沢山の本物のハトたちが飛ぶシーンでは、参加者の皆から思わず「おお〜!」と声が。ああ、いいわよねぇ、大宴会場(けっして”メインダイニング”ではない)で食べる夕食とか、歌謡ショーとか、誰でも勝手にステージに上がって歌えるカラオケとかw ホテル付きの歌手の方が地元のおば様たちに大人気で盛り上がる盛り上がる!

昭和の時代に建てられた観光ホテルは、現在の建築基準法では同じ場所に構造的、立地的に二度と建てられないホテルも多く、建てられてからの年月を考えると「今、行っておかないと二度とこういうホテルには泊まれないかも!」という甲斐さんの熱弁に、思わずナビりんは腰が浮きました。そう、そうよ! 暖かくなったらナビりんもホテルニューアカオに行くわ!

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表紙の写真がホテルニューアカオよ!

レトロとかノスタルジックとか、そういう気の利いた言葉ではなく、「昭和の名残り」と呼びたい不思議空間。『一泊二日 観光ホテル旅案内』には、そんな不思議空間が沢山紹介されています。写真の印刷具合も落ち着いたトーンで、表紙・本文で使われているフォントも懐かしめの雰囲気。装丁デザインもちょっとクラシックで内容に相応しい、とても丁寧に作られている本よ。読んでいると誰もが「観光ホテルって楽しいかも!」と思ってしまうはず。

今回のイベントがとっても楽しかったのは、なんと言っても甲斐みのりさんのお話が楽しかったからだけど、単にお話の内容だけじゃなくて、その楽しさは甲斐さんが観光ホテルが大好きで、その「大好き」がこちらに伝わってきたからだと思うのです。
甲斐さんの書く文章はとても端正で、そういうトークを予想していたのだけど、いい意味で全く裏切られました。自分が大好きなことを、こんなにも楽しそうに話す人に久々に出会ったわ。そういうトークって思わず引き込まれて、こちらも楽しくなっちゃう。著作からは窺い知れない作家さんのそんな顔に出会えるのも、こういうイベントならではよね。

「批評家にならないで、好奇心旺盛に楽しいものを見つけて、それを楽しまないと!」という甲斐さんの言葉。これ、仕事や人間関係、生きていくことすべてに通じること。「大好きなことを心から楽しそうに話す人」から元気をもらったトークイベントでした!

『一泊二日 観光ホテル旅案内』 書籍紹介ページ(京阪神エルマガジン社)

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(2017.01.25)

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