2016年3月22日(火)

デイヴィッド・フィンケル『兵士は戦場で何を見たのか』(古屋美登里訳)刊行記念トークイベント 「日本人は戦場で何を見るのか?」

2015年に翻訳刊行されたデイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』は、戦場から「無事」帰ってきた兵士たちの心の病を描き、大きな話題をよびました。このたび、満を持して登場したその前編『兵士は戦場で何を見たのか』は、イラク戦争の密着ルポ。若く勇敢な兵士たちが容赦なく戦場で傷つき死んでいく様子を克明に描く本書は、「戦争」の恐ろしさをこれ以上ないほど雄弁に物語ります。
憲法改正が議論され、日本人が紛争の前線に立つ可能性も現実的になってきた今こそ読むべき一冊です。
この本をめぐって、訳者の古屋さんと平川克美さん小田嶋隆さんが、戦争の恐ろしさ、日本の現状、海外派兵の可能性など、存分に語ります。

日時◆2016年3月22日(火) 19:00開演/18:45開場
会場◆紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース
定員◆40名様
参加料◆1000円
参加方法◆3月3日(木)午前10時より店頭またはお電話にてご予約を受付いたします。(先着40名様)
ご予約電話番号:03-3354-5702
新宿本店2階売場直通(10:00~21:00)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。

注意事項◆
・参加料1000円はイベント当日、会場にてお支払いいただきます。(お支払い方法は現金のみとさせていただきます)
・イベント会場は自由席となります。開場時間よりご入場いただいた方からお好きな席にお座りいただけます。
・イベント会場での撮影・録音は固くお断りします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承下さい。
・定員になり次第、受付を終了させていただきます。尚、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承下さい。

出演者プロフィール◆
平川克美(ひらかわ・かつみ)
1950年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。渋谷道玄坂に翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを内田樹らと共に設立、代表取締役となる。現在、株式会社リナックスカフェ代表取締役。立教大学特任教授。近著に『何かのためではない、特別なこと』など。

小田嶋隆(おだじま・たかし)
1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。近著に『超・反知性主義入門』など。

古屋美登里(ふるや・みどり)
翻訳家。訳書にM.L.ステッドマン『海を照らす光』、B.J.ホラーズ編『モンスターズ 現代アメリカ傑作短編集』、イーディス・パールマン『双眼鏡からの眺め』、エドワード・ケアリー『望楼館追想』、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』、『ぼくと数字のふしぎな世界』(講談社)ほか多数。
(新宿本店・梅﨑実奈)

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