2016年5月13日(金)

北田博充 × 松井祐輔 「これからの本屋」をつくるために「私たち」ができること 『これからの本屋』(書肆汽水域)刊行記念

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「これまでの本屋を更新し、これからの本屋をつくるために“私たち”ができることは何か。」

『これからの本屋』の帯に書かれたこの一文は、この本と“私たち”のあり方を見事に言い表しているように思えます。
この日はみなさんと登壇者の二人で、「これからの本屋」でできることを考えます。

北田博充は、新卒で本の問屋である取次会社に入社し、その会社が始めた本・雑貨・カフェの複合店の立ち上げに店長として参加。本の品揃えだけでなく、366日分の誕生日ごとに選んだ著者の本にオリジナルカバーをつけて販売する「BIRTHDAY BUNKO」など、本を売る「企画」も実践してきました。2016年にその取次を退社し、自ら出版社「書肆汽水域」として『これからの本屋』を出版しました。

松井祐輔も、新卒で北田とは別の取次会社に入社。2013年に退社し、2014年に自ら出版社として人と本屋のインタビュー誌「HAB」を創刊。カフェバーの一角に「小屋BOOKS」という名前で本屋スペースを作り、そのカフェの移転を機に、独立店舗として「H.A.Bookstore」を開店しました。全国の本屋さんの10冊の選書をあつめた「百書店の本屋祭」を企画。また「H.A.Bookstore」は書店だけでなく取次の仕事も始めていて、『これからの本屋』もこの店を取次として全国の本屋へ流通しています。

二人は同じ1984年生まれ。同年代で同じ業種に就職し、本屋を経験。独立して本を作った、というよく似た経歴を持っています。

取次、本屋、出版。それぞれの経験や、その中で感じてきたことを語りながら、「これからの本屋」のよあけになるような一晩にできればと思います。

どうぞ、お楽しみください。

北田博充
松井祐輔

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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