2016年10月1日(土)

【文ラボ】梶井基次郎「檸檬」を音読して原稿用紙に書き写す!高校生の頃はわからなかった文学の意味が今だからこそわかる?名作文学の美しい文体を身に染み込ませよう!じっくり自分と向き合うための90分《大人のための国語教室》

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*「月刊天狼院書店」編集部、通称「読/書部」の方は無料でご参加いただけます。
*このイベントは、ピーテックスまたは店頭での事前決済制です。当日、お席があれば店頭でも受付できます。

スタッフ川代です。

高校生の頃、教科書以外に、先生から一つ配られた課題がありました。

「この文章を読むと必ず日本橋の丸善に買い物に行きたくなる」

その文章を読む前、先生はそう言っていました。

一体どんな話なんだろう、と思いながら読んでみると、これまた奇妙な物語。

主人公の男は、レモンを爆弾に見立てて、それを放置して立ち去るという、なんともエキセントリックな匂いがしました。

私の同級生たちは、みんな口々にこう言っていました。

「この男なんなん?」
「めっちゃ狂ってるよね!」
「なんかイライラしてたのかなー」

女子高生ならではの、素朴な疑問が次々と出てきたのですが、私はどうもこれが「文学」というやつだとは、どうも認識しきれませんでした。

これ、結局、どういう話なの?

ずっとそれが疑問に残っていて、「ブンガクっていうのはよくわからん」と思いながら、ミステリー小説や漫画ばかり読んでいました。

けれど、最近やっているこの文ラボをしていると、高校生の頃に響かなかった文章が、ぐんぐん響く。面白いほど響くということに、気がつかされます。

今までにやったのは、「山月記」「走れメロス」「刺青」。
どれも、中高生の時に読んで、面白さがわからなかったものを取り上げたのですが、実際に読んでみると、自分の心情をえぐるような作品ばかりでした。どうしてあの頃は、この面白さがわからなかったんだろう!! と疑問に感じたのですが、読む時期によって感想が変わるというのも、読書の面白さの一つですね。

ということで、今回取り上げるのは、私が高校の頃読んできた数々の作品の中でも最も「意味不明」と思った、梶井基次郎「檸檬」を取り上げたいと思います。

きっと私と同じように、「意味わからない!」と思った方も多いはず。

けれど、改めて読み返すと、面白い発見があるのではないかと予想しています。

今回も、前半は音読パート、後半は書き写しパートとして、普段自分ではやらないような読み方をしたいと思います。

土曜日の午後と、お気に入りの文房具と、「檸檬」。

ゆったりとした時間を過ごし、文学の匂いを体に染み込ませたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

【概要】
日時:10月1日(土)14:00〜15:30

▼コンテンツ

14:00〜14:10 自己紹介

14:10〜14:40 「檸檬」をみんなで交代で音読しよう!

14:40〜14:50 休憩

14:50〜15:30 「檸檬」を原稿用紙に書き写そう!

定員:20名様
参加費:1,000円+1オーダー
持ち物:
・梶井基次郎「檸檬」(当日、店舗でご購入も可能です*数に限りがあります)
・お気に入りのペン
・原稿用紙
*イベントで使いますので、お持ちでない方は店頭にて「檸檬」をお買い求めください。すでにお持ちの方は必ずお持ちください。
*天狼院の原稿用紙「Mk-Ⅱ(マークツー)」をお買い求めのお客様は500円引きで参加いただけます。
*原稿用紙をお持ちでない方にはコピー用紙をお渡しします。が、原稿用紙のマス目に字を埋めていくのが文ラボの醍醐味ですので、なるべくお持ちいただければと思います。
*プラチナクラスの方は参加費半額(500円+1オーダー)でご参加いただけます。
*「月刊天狼院書店」編集部(読/書部)の方は参加費無料(別途1オーダー)でご参加いただけます。
場所:天狼院書店「東京天狼院」

*CLASS天狼院プラチナクラスについて→ 【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生〜最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定〜《詳細・決済ページ》:http://tenro-in.com/tsushin/15866
*「月刊天狼院書店」編集部について→本好きの、本好きによる、本好きのための夢の部活「月刊天狼院書店」編集部、通称「読/書部」。ついに誕生!あなたが本屋をまるごと編集!読書会!選書!棚の編集!読書記事掲載!本にまつわる体験のパーフェクトセット!《5月1日創刊&開講/一般の方向けサービス開始》 http://tenro-in.com/zemi/19122

【注意事項】
・参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
・本イベントの内容の著作権は、天狼院書店に帰属します。本イベントの内容を他で利用することを、あらゆる面で、固く禁じます。

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お問い合せ
TEL:03-6914-3618
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(当日お席がございましたら店頭お支払いも受け付けさせていただきます。)

【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618

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