2016年12月15日(木)

『N女の研究』中村安希著(フィルムアート社)刊行記念 トークイベント&サイン会 〜「N女」=「NPOで働く女子」たちとは一体何者なのか?〜

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2016年12月15日(木) 19:30〜

企業や行政では解決できない問題や課題を解決するため、ほしい未来を自分たちの手でつくるため、NPOやNGO、あるいは社会的企業などのソーシャルセクターで働く女性たち(「N女」=エヌジョ)が増えつつあります。

N女とは何者なのか。N女の出現の背景には何があるのか、また彼女たちの出現によって今、NPO業界では何が起きつつあるのかを探るべく、ノンフィクション作家の中村安希さんはインタビューを続けてきました。

このトークイベントでは、現役N女への取材を通じて見えてきたこと、現在日本が抱えるさまざまな課題について中村さんに語っていただきます。

トークのお相手は「N女」の名付け親であり、『N女の研究』にも登場するNPOサポートセンターの杉原志保さん。
杉原さんは、NPOをサポートする中間支援団体の立場から数多くのNPO団体とそこで働く女性を見てきました。ご自身も現役N女です。
2014年にはN女プロジェクトを設立し、「ソーシャルセクターを女性のキャアリアパスの第3の道とすべく」活動なさっています。

ノンフィクション作家と現役N女のスリリングなトークで「N女」の最前線に触れてみてください。

就職先に悩む学生、企業での働き方に疑問を持っていてソーシャルセクターへの転職を考えている方、現在NPOで働いている方、これからの働き方・生き方について考えている方、多くの方にとって有益なトークイベントです。ふるってご参加ください。

※終了後にサイン会を実施します
【講師紹介】
中村 安希(なかむら・あき)
ノンフィクション作家。『N女の研究』著者。1979年京都府生まれ、三重県育ち。カリフォルニア大学アーバイン校芸術学部演劇科卒。日米での3年間の社会人生活を経て、684日(47カ国)に及ぶ取材旅行を敢行する。2009年その旅をもとに書いた『インパラの朝』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。その後も世界各地の生活を取材し、現在までに訪れた国は約90カ国。 著書に、若き政治家たちへのインタビューを試みた『Beフラット』(亜紀書房)、世界の食と文化を取材した『食べる。』『愛と憎しみの豚』(共に集英社)、またLGBTをテーマに執筆した『リオとタケル』(集英社インターナショナル)がある。

杉原 志保(すぎはら しほ)
NPOサポートセンター事業部プロデューサー /准認定ファンドレイザー/中央大学兼任講師 大学院卒業後、川崎市役所・市民活動センター・男女共同参画センターを経て現職。これまで自治体調査や計画策定、200近い市民事業の設立・展開に従事。2014年ソーシャルセクターを女性の経済的自立・キャリア選択の場にするN女PJ設立。男女共同参画×NPOが人生のテーマ。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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