2017年1月22日(日)

『鬼殺し 』(上・下)(白水社)刊行・著者来日記念 甘耀明さん × 東山彰良さん 特別対談&サイン会

logo_bf100ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベント
1/22(日)午後2時~
(司会:白水紀子さん 『鬼殺し』訳者) *同時通訳有

台湾の若手実力派作家、甘耀明さんの代表作『鬼殺し』(上)・(下)の刊行を記念し、直木賞作家・東山彰良さんをお迎えして、スペシャル対談を開催いたします。
本書は、日本統治時代から戦後に至る激動の台湾・苗栗県客家の村で、日本軍に入隊した怪力の少年が、歴史に翻弄されながらも、祖父とたくましく生き抜く物語。日本と深く関わる台湾の歴史に挑んだ本書の魅力と創作の背景について、『流』が台湾でも刊行され注目を集める東山彰良さんとともに、作家の視点で深く掘り下げ、語り合います。
参加ご希望の方は下記要項をお読みいただき整理券をお求めください。

【開催日時】2017年1月22日(日) 午後2時 開演(開場:午後1時45分)
【開催会場】ブックファースト新宿店 地下2階Fゾーンイベントスペース
【整理券販売について】*先着順でなくなり次第販売終了となります。
<販売開始日>2016年12月27日(火)
<販売場所>ブックファースト新宿店 地下1階Dゾーンレジカウンター
<販売価格>500円(税込)
*お電話でのご予約承ります。電話予約枠がなくなり次第終了とさせていただきます。
ブックファースト新宿店 03-5339-7611
*整理券の返品、再発行はいたしかねます。あらかじめご了承ください。
【イベント当日のお願い】
*整理券をお持ちでない方の入場はできません。当日は必ず整理券をお持ちください
*イベント中の録音・録画・撮影・WEB配信はお断りさせていただきます
*お席は、ご来場順の自由席です

*登壇者プロフィール

甘耀明(カン・ヤオミン)
YaoMingKan
1972年、台湾・苗栗県生まれ、客家出身。台中の東海大学中文系在学中に小説を書き始め、卒業後は苗栗の地方新聞の記者などをしながら小説を書きためていた。2002年『神秘列車』で寶島文学賞審査員賞、『伯公討妾』で聯合報短篇小説審査員賞を受賞するなど、このころ発表した6篇が文学賞を続けて受賞し、2003年にこれらの作品を収めた初めての短篇小説集『神秘列車』を刊行。2002年、東華大学大学院に進学し修士号を取得。「新郷土文学」のホープとして、その後の活躍はめざましく、2005年、中短篇小説集『水鬼學校和失去媽媽的水獺』で『中国時報』年間ベストテン賞、中篇小説『匪神』で呉濁流文学賞、2006年『香豬』で林栄三文学賞受賞。2009年、5年の歳月をかけて書きあげた長篇小説『鬼殺し』で『中国時報』年間ベストテン賞、台北国際ブックフェア小説部門大賞などを受賞し、〝新十年世代第一人〟の代表作と高く評価された。2015年、最新作『邦査女孩』を刊行、台湾文学賞金典賞などの賞を多数受賞し、作品を発表するごとに話題を呼んでいる。邦訳書に短篇小説集『神秘列車』(白水社)がある。

東山彰良(ひがしやま・あきら)
1968年、台湾生まれ。5歳まで台北で過ごし、9歳の時に日本に移る。福岡県在住。
2002年、『タード・オン・ザ・ラン』で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。翌年、同作を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』(宝島社)で作家デビュー。2009年、『路傍』(集英社)で第11回大藪晴彦賞受賞。2013年に刊行した『ブラックライダー』(新潮社)が「このミステリーがすごい!2014」第3位、第5回「AXNミステリー闘うベストテン2013」第1位となる。2015年、『流』(講談社)で第153回直木三十五賞を受賞。2016年、『罪の終わり』(新潮社)で第11回中央公論文芸賞を受賞。著書はほかに『ワイルド・サイドを歩け』(宝島社文庫)、『さよなら的レボリューション:再見阿良』(徳間文庫)、『ありきたりの痛み』(文藝春秋)などがある。

白水社 公式ホームページ(『鬼殺し』(上)案内)
白水社 公式ホームページ(『鬼殺し』(下)案内)

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