2017年2月3日(金)

佐々木敦 × 夏目深雪 × 金子遊 「アピチャッポン映画とは何か、批評の未来」 『アピチャッポン・ウィーラセタクン:光と記憶のアーティスト』(フィルムアート社)刊行記念

logo_bb1002016年は、新作『光りの墓』の公開、12月には東京都写真美術館で個展が開かれるなど「アピチャッポン・イヤー」として湧き、そのラストを飾るべく『アピチャッポン・ウィーラセタクン:光と記憶のアーティスト』は刊行されました。
本書はアート/人類学/映画批評の観点からアピチャッポン作品を徹底的に分析した一冊になっています。

本イベントでは、文学・音楽・演劇と多岐に渡るジャンルで活躍し、この度本格的に映画批評に復帰された佐々木敦氏をゲストに迎え、編者2人ととともに、現代映画を刷新するこの映画作家・アーティストをテーマにアピチャッポン映画とは一体何か、批評ができることとは何かを探ります。

アピチャッポン初の舞台作品『フィーバー・ルーム』が公開される直前のトークは映画ファンだけでなく、演劇ファン、またはアピチャッポンのことをもっと知りたい方にまさにうってつけ! 今年もまだまだアピチャッポンから目が離せない。

・プロフィール
佐々木敦(ささき・あつし)
批評家。HEADZ主宰。『ゴダール原論』『例外小説論』『批評時空間』『シチュエーションズ』『未知との遭遇【完全版】』等、著書多数。

夏目深雪(なつめ・みゆき)
批評家、編集者。映画を中心に、演劇やダンスについて執筆。慶應義塾大学非常勤講師(アジア映画)。共編著書に『アジア映画の森』『アジア映画で<世界>を見る』『国境を超える現代ヨーロッパ映画250』他。

金子遊(かねこ・ゆう)
映像作家、批評家。著書に『辺境のフォークロア』『異境の文学』。編著に『フィルムメーカーズ』『クリス・マルケル』『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』など。ドキュメンタリーマガジンneoneo編集委員。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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