2017年3月9日(木)

代官山文学ナイト:中山可穂トークショー「中山可穂のなんでも質問箱」 vol・2 『ゼロ・アワー』(朝日新聞出版)刊行記念

logo_tsutaya100タンゴにしか興味がない孤独な殺し屋<ハムレット>。
その男に両親と弟を殺され、一人生き残った少女、ヒロミ。
ブエノスアイレスに住む唯一の肉親である日系二世の祖父に引き取られた少女は、家族の復讐を果たすため、人の殺し方とタンゴの踊り方を覚えてゆく。
「あの男を殺して、人生の一部を取り戻す」。それだけが彼女の生きる目的となった。
やがて彼女は<ロミオ>と名乗る凄腕の美しい殺し屋に成長する。
アルゼンチン軍事政権時代の暗黒の歴史を絡めた血塗られた復讐劇はどこへ向かうのか?

全編にちりばめられたタンゴという音楽とシェイクスピア作品への深いオマージュ、破滅へとひた走る狂気のような疾走感、切なく痛ましい殺し屋としての宿命。
ピアソラの「タンゴ・ゼロ・アワー」を暗殺者のための音楽として崇める殺し屋<ハムレット>。
タンゴのステップを踏むように踊りながら殺す、いかれた女殺し屋<ロミオ>。
東京とブエノスアイレスを舞台に、<ロミオ>と<ハムレット>の壮絶な闘いが幕を開ける――。
読みはじめたら止まらない、圧巻のノンストップ・ジェットコースター小説!
美しく、激しく、そして息苦しい程の切なさが胸を打つ、傑作ノワール長編、誕生!

本書『ゼロ・アワー』(朝日新聞出版 1944円税込み)の刊行を記念し、中山可穂さんをお招きしてイベントを開催いたします。
当日、開場予定の18:30からイベントスタートの19:00までの間、イベント参加の皆様から中山さんへの質問を受付けます。会場に紙と鉛筆の用意がございます。
20分ほどのミニトークのあと、時間の許す限り、中山さんが皆様からの質問にお答えします!

店内でのイベントです。50分ほどのミニトークのあとサイン会となりますが、チケットは、ミニトークのみ参加できる券と、書籍をお買い上げいただきトーク後のサイン会にも参加できる券がございます。下記参加方法をお読みください。

【参加条件】
2017年1月28日(土)朝7時より、代官山 蔦屋書店 1号館1階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。
トークショーのみのご参加券(1000円税込み)、
または、トークショー+サイン会に参加できる『ゼロ・アワー』付きのご参加券(2500円税込み)をお買い上げになることが参加条件です。

『ゼロ・アワー』の当店での発売日時は2月3日(金)からです。イベント当日以前に店頭にて本付きのご参加券ピックアップをご希望の方は、2月3日(金)以降でお願いいたします。オンラインストアでお申込みの方も、発送は2月3日(金)以降となります。ご了承ください

【お申込み方法】
店頭(1号館1階人文フロアレジカウンター)
お電話(03-3770-2525)
オンラインストア
※オンラインストアでの受付は、今しばらくお待ち下さい

【対象商品】
トークのみ参加できる券(1000円税込)
『ゼロ・アワー』付きでミニトーク後のサイン会にも参加できる券(2500円税込)

【ご注意事項】
・参加券はお一人1枚とさせて頂きます。
・お一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
・今回のサイン会ではすべて、書籍にお客様のお名前入れ(為書き)を致します。
・お名前入れのないサイン本はお断りさせて頂きます。
・サインは対象本のみです。古書の持ち込みはご遠慮ください。
・また色紙など、本以外の物へのサインは致しかねます。
・録音・撮影は一切禁止となっております。
上記をご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。

中山可穂
1960年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒。九三年『猫背の王子』でデビュー。九五年『天使の骨』で朝日新人文学賞、 2001年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞受賞。 著書に『感情教育』『花伽藍』『マラケシュ心中』『弱法師』『ケッヘル』『サイゴン・タンゴ・カフェ』『愛の国』『男役』『娘役』など多数。情熱的かつ叙情に満ちた作風が熱烈に支持され、精力的に新境地に挑んでいる。

会期:2017年03月09日(木)
定員:50名
時間:19:00~
場所:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催:代官山 蔦屋書店
共催・協力:朝日新聞出版

問い合わせ先
03-3770-2525

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら