2017年3月12日(日)

小川奈緒 × 小池高弘 × 吉原美穂 「心地よさはどこから生まれるのか」 『心地よさのありか』(パイインターナショナル)刊行記念

logo_bb100夫婦の作品集である『sketch』や、ウェブサイト「Table Talk」で日々公開しているブログでも、「日常にひそむささやかだけれど見過ごしたくないこと」を文章とイラストで表現してきた、小川奈緒さんと小池高弘さん。ふたりの共著となるエッセイ&イラスト集『心地よさのありか』がパイ インターナショナルより刊行されます。

大切にしている読者とのやりとりを通じて、年齢も立場もちがう誰もが「もっと心地よい日々を送りたい」と願っていることに気づいた小川さん。「でも心地よさってどこから生まれるのだろう」と、自分や暮らしをゆっくり見つめなおし、33篇のちいさなエッセイを書きました。そのイメージを広げる小池さんののびやかなイラスト、写真家・一之瀬ちひろさんが撮り下ろした穏やかな光あふれる写真ページとともに、「この本をめくる時間そのものが心地よさにつながってくれたら」という思いでつくった一冊です。

この本の出版を記念したイベントに、トークのお相手として迎えるのは、クレヨンハウスのライフスタイルマガジン『いいね』編集長・吉原美穂さん。数年前に知り合い、吉原さんが雑誌を通じて提案する「暮らしのちいさなことから楽しく変えていこう」というメッセージに、かねてより共感していたというふたり。同じ方向性の志をもちながら、それぞれのアプローチで本づくりに取り組む三者の対談は、これからの暮らし方や生き方、働き方についての自由で前向きな意見交換の場となりそう。ここでしか話せない、聞けない、とっておきの話も飛び出す予定です。

■登壇者プロフィール
小川奈緒(おがわ・なお)
編集者・文筆家。出版社のファッション誌編集部を経て、フリーの編集者に。2010年、自ら書き下ろしたエッセイと、夫・小池高弘のイラストを編んだ初作品集『Table Talk』を制作。その後も『家がおしえてくれること』(KADOKAWA)、『おしゃれと人生。』(筑摩書房)、『sketch 1、2』(自費出版)などのエッセイやインタビュー集を出版し、日常にひそむ大切なこと、芯のある生き方と暮らし方を見つめた本の著作活動に取り組む。目標は、読んだひとが大切に手元に置きたいと思ってくれる本をつくること。
http://tabletalk.cc/

小池高弘(こいけ・たかひろ)
イラストレーター。幼いころから絵を描くこと、文章を書くことが好きだったが、大学卒業後は出版社や広告制作会社の社員、カフェの調理人、フリーライターと興味のある仕事を経験する。小川と結婚後、夫婦共著の作品集や個展、ウェブサイトでイラストを発表し、独特のあたたかさをもつ線画が人気に。現在は雑誌や書籍、Tシャツ、ショップカードやDMのイラストなどを数多く手がけている。イラストと文章が同じバランスの本をつくることが大きな喜びのひとつ。

吉原美穂(よしはら・みほ)
クレヨンハウス編集統括。6人の編集部スタッフとともに、育児雑誌『クーヨン』、ライフスタイル誌『いいね』のほか、絵本や実用書をつくっている。表参道にある「クレヨンハウス」店舗のイベント企画やPRも担当。子ども、女性、オーガニックの視点で、暮らしから平和でたのしい社会をと、地道に考え提案中。http://www.crayonhouse.co.jp/

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時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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