2017年4月10日(月)

トークイベント「本を作るということ」井上奈奈(作家)× 本間あずさ(空想製本屋)× 中野好雄(中野活版印刷店)

logo_title100作家としての目線から、製本家としての目線から、そして印刷所の目線から『うさぎまでのおさらい』の制作工程をご紹介しながら、それぞれの本作りへの想いを語るクロストークイベント。空想製本屋の本間さんには、『うさぎまでのおさらい』の糸かがりによる製本監修と造本設計のアイディアなどを出していただいています。荻窪で中野活版印刷店を開いている中野さんには、『くままでのおさらい』特装版に続いて、『うさぎまでのおさらい』でもデジタル孔版印刷(リソグラフ)をお願いしています。

作家の想いやアイディアが、いかにして「本」という形になっていくのか、それぞれの経験もお話しいただきながら、「本を作るということ」のこれからを探ります。

*当イベントは、展示企画 nana inoue solo exhibition「うさぎ、泣く、わたし、くま」の関連トークイベントです。

井上奈奈
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。国内外のギャラリーやアートフェアにて発表を続ける。
近年では絵本作品を発表、代表作に『さいごのぞう』(日本図書館協会選定)や『ウラオモテヤマネコ』、『くままでのおさらい』がある。雑誌や書籍の装画なども手がけている。http://nana-works.com/

空想製本屋 店主・本間あずさ
1983年茨城県笠間市生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。大学在学中の2005年より、都内の工房にて手製本を学ぶ。編集職を経た後、2010年「空想製本屋」を屋号に製本家として独立。2011年、半年間スイス・アスコナの製本学校で再び学ぶ。現在は、東京都武蔵野市に自宅兼アトリエを構え、少部数の受注製本、製本教室、ワークショップなど活動中。
手製本リトルプレスMONONOME PRESS主宰。http://honno-aida.com/

中野活版印刷店 中野好雄
岩手県遠野市生まれ。建築設計事務所に就職したはずなのに、1997年グラフィックデザイン事務所として中野商店を設立。2010年に自費出版した「遠野郷しし踊り大図鑑」をきっかけに出版部門を立ち上げる。
2012年に荻窪2丁目の環八沿いに現在の事務所を構え、活版印刷とリソグラフ印刷機を導入し印刷所としても営業を開始。「活版TOKYO」「TABF」にも参加。http://letterpress.so/

開催日:2017年4月10日(月)
時 間:19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会 場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定 員:25名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。

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