2017年4月10日(月)

藤田直哉 × 谷口功一「ゾンビ・ナイト! 〜ロメロ「ゾンビ」から美少女ゾンビまで語り倒す120分」『新世紀ゾンビ論:ゾンビとは、あなたであり、わたしである』(筑摩書房)刊行記念

logo_bb100腐敗し動作が緩慢な近代ゾンビから、俊敏で理性ある21世紀ゾンビ、そして、キュートで人間と共存可能な美少女ゾンビへ。

映画、ゲーム、マンガ、アニメなど、いたるところに立ち現れ、増殖し、変容し続けるゾンビたち。

一体それは、何の予兆なのでしょうか?

新旧ゾンビ作品を総覧し、異質な存在への「防御壁」を構築せずにはいられない、人類の二項対立的思考を突破するための可能性を美少女ゾンビに見出す『新世紀ゾンビ論:ゾンビとは、あなたであり、わたしである』(筑摩書房)の著者にして、SF・文芸評論家の藤田直哉さん。

国際政治における21世紀型の脅威のメタファーとしてゾンビを捉え、国際関係論の基礎を説き、読書人の話題をさらったドレズナー『ゾンビ襲来:国際政治理論で、その日に備える』(白水社)の訳者にして、法哲学者の谷口功一さん。

今回、『新世紀ゾンビ論:ゾンビとは、あなたであり、わたしである』(筑摩書房)の刊行を記念して、このお二人をB&Bにお迎えしたトークイベントを開催いたします。

ゾンビをめぐり、とことん語り合う120分です! 乞う、ご期待!

【出演者プロフィール】
藤田直哉(ふじた・なおや)
1983年生まれ。SF・文芸評論家。東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)。単著に『虚構内存在:筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉』、『シン・ゴジラ論』(いずれも作品社)、共著に『3・11の未来:日本・SF・創造力』(作品社)、『東日本大震災後文学論』『21世紀探偵小説:ポスト新本格と論理の崩壊』『ポストヒューマニティーズ:伊藤計劃以後のSF』(いずれも南雲堂)、『文化亡国論』(笠井潔との対談、響文社)、『地域アート:美学/制度/日本』(堀之内出版)などがある。

谷口功一(たにぐち・こういち)
1973年生まれ。法哲学者。首都大学東京教授。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。単著に『ショッピングモールの法哲学:市場、共同体、そして徳 』(白水社)がある。共著に『成長なき時代の「国家」を構想する―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン』(中野剛志編 ナカニシヤ出版)が、訳書にダニエル・ドレズナー『ゾンビ襲来――国際政治理論で、その日に備える』(白水社)などがある。

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時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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