2017年7月10日(月)

古井由吉『楽天の日々』(キノブックス)刊行記念 古井由吉さん × 平野啓一郎さんトークイベント「最高峰の作家が創作の極意を明かす エッセイズムという方法」

logo_tkd現代日本最高峰の作家、古井由吉さんの最新エッセイ集刊行を記念して、古井さんと平野啓一郎さんによるトークイベントを開催いたします。本書はこの十数年の作品を中心に、様々な紙誌から百余篇に及ぶエッセイを集成したもの。古井さんはデビューから五十年にわたり、ジャンルの壁を超え「エッセイズム」を追求してきました。そこで本イベントでは、古井作品の愛読者であり、古井論も執筆している平野啓一郎さんを聞き手に、古井文学のエッセイズムについて語っていただきます。エッセイと小説の関係、作家の実人生と作品の関係など、古井文学の秘法が明かされる一夜となることでしょう。

※今回のサイン会は『楽天の日々』を対象とし、古井由吉さんのみサインをしていただきます。あらかじめご了承ください。

プロフィール
古井 由吉(ふるい・よしきち)
1937年東京生まれ。68年処女作「木曜日に」発表。71年「杳子」で芥川賞、80年『栖』で日本文学大賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。2012年『古井由吉自撰作品』(全8巻)を刊行。他に『やすらい花』、『蜩の声』、『鐘の渡り』、『雨の裾』、『ゆらぐ玉の緒』など著書多数。

平野 啓一郎(ひらの・けいいちろう)
1975年愛知県生まれ。北九州市出身。三島由紀夫文学賞選考委員、東川写真賞審査員を務める。著書に『日蝕』(芥川賞)、『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞)、『かたちだけの愛』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞)など多数。2014年フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

開催日時:2017年7月10日(月) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費 500円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『古井さん×平野さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、こちらのリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。
電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。
※会場内の書籍販売は現金のみの対応となっております。ポイント対象外となりますのでご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご連絡いただきますようお願い申し上げます。

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