2017年7月6日(木)

映画『湾生回家』DVD発売記念トークイベント 竹中信子さん × 酒井充子監督 × 小林三四郎プロデューサー

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『湾生回家』DVDの発売を記念して、スペシャルトークイベントを開催いたします。

ゲスト:竹中信子さん、酒井充子監督
司会:小林三四郎さん(プロデューサー)

《作品紹介》
台湾全土で16万人が笑い、涙した傑作ドキュメンタリー!
戦前の台湾で生まれた日本人――「湾生」。70年を経て、いまだ色褪せることない故郷への想い。
「湾生」とは、戦前の台湾で生まれた約20万人の日本人を指す言葉である。下関条約の締結された1895年から1945年までの50年間、台湾は日本に統治されていた。当時、日本から公務員や企業の駐在員が台湾へと海を渡り、農業従事者も移民としてその地を踏んだが、敗戦後は中華民国政府の方針によって、彼らの大半が日本本土に強制送還された。引揚者が持ち出しを許されたのは、一人あたり現金1,000円(当時)とわずかな食糧、リュックサック2つ分の必需品だけであった。

日時:2017年7月6日(木)19:00開演 (18:45開場)
場所:紀伊國屋書店 新宿本店 8階イベントスペース
定員:50名
参加方法:無料でご参加いただけるイベントです(要予約)。
6月16日(金)10:00よりお電話にてご予約を承ります。(先着50名)

ご予約電話番号:03-3354-0759
紀伊國屋書店新宿本店 別館M2階DVD・CD売場直通(10:00~21:00)

※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
*会場にてDVD『湾生回家』(10%引き後税込価格 3,888円 )をお買上げの方には、トークショー終了後、ゲストのサイン+握手会にご参加いただけます。
*事前に当店にてDVDをご購入された場合には、当日レシートとDVDをご持参くださいませ。
※購入者特典として「湾生回家 劇場パンフ」プレゼント!

《プロフィール》
竹中信子(たけなかのぶこ)/『湾生回家』出演者
昭和5年(1930年)11月26日生まれの86歳。台北生まれ。幼少期に台湾・蘇澳へ移住。祖父の竹中信景氏が蘇澳冷泉の開発に貢献をした。蘇澳小学校、蘭陽高等女学校に通学。3年生の時に終戦を迎え、昭和21年(1946年)3月に基隆港から出港し、鹿児島港から本土に上陸した。現在でも蘭陽高等女学校の同級生(台湾人)との交流がある。また毎年蘇澳で開催される蘇澳冷泉祭に招待をされている。執筆活動もしており著書に「植民地台湾の日本女性生活史」などがある。現在、東京都練馬区在住。

酒井充子(さかいあつこ)/映画監督
1969年、山口県周南市生まれ。大学卒業後、メーカー勤務ののち新聞記者となる。98年夏、蔡明亮監督の『愛情萬歳』(94)を見て、舞台となっていた台北を初めて訪れる。映画のロケ地巡り気分で行った侯孝賢監督『悲情城市』(89)の撮影地、九份のバス停で、見知らぬおじいさんに流暢な日本語で話しかけられ、日本人教師の思い出を聞いたのをきっかけに台湾への興味を深めた。2000 年、「台湾の映画を作る」と決意し映画の世界に入り、02 年、台湾取材を始める。台湾の日本語世代が日本への様々な思いを語る初監督作品『台湾人生』が 09 年に公開された。以後、『空を拓く-建築家・郭茂林という男』(13)、『台湾アイデンティティー』(13)、『ふたつの祖国、ひとつの愛-イ・ジュンソプの妻-』(14)を制作。『台湾人生』シリーズ最終章である『台湾萬歳』の全国公開を7月に控える。現在、故郷・周南市と台東縣の懸け橋となるべく奮闘中。

《注意事項》
*座席は自由席となります。
*トークは約1時間を予定しております。トークショー終了後、サイン+握手会は座席前列よりご案内させていただきます。
*サイン会のみの参加は承っておりません。
*サイン対象商品は同DVDのみに限定させていただきます。
*動画撮影・録音は固くお断りいたします。

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