2017年7月14日(金)

米倉誠一郎 × 波多野聖「ビジネスパーソンにとって歴史・リベラルアーツが重要な理由」『イノベーターたちの日本史』(東洋経済新報社)刊行記念

logo_bb1002017年4月に、東洋経済新報社から『イノベーターたちの日本史』が発売されました。著者は、イノベーションやベンチャービジネスの分野の活躍されている経営学者の米倉誠一郎さん。

米倉さんは、経営学者ですが、もともとは幕末史の研究からスタートした歴史家でもあります。その米倉さんが学生時代から40年にわたって少しずつ溜め込まれていた原稿を形にしたのが同書で、日本の近代を独自の行動で切り拓いていった知られざる先駆者たちに光を当てた一冊となっています。

今回、同書の刊行を記念して、米倉さんをお迎えし、刊行イベントを開催いたします。ゲストは、カリスマ・ファンドマネージャーとして活躍され、現在は『銭の戦争』などの作品で知られる小説家の波多野聖さん。本名の藤原敬之さんのお名前でも、お金や株式関連の著作を発表されているユニークな経歴の持ち主です。

世界レベルで巨額のマネーを運用しながら、リベラルアーツの重要性を説く波多野さん、歴史家の枠を飛び出し、最先端のビジネスシーンで活躍されている米倉さんによる、異色の対談です。

この貴重なイベントをどうぞお見逃しなく!

【出演者プロフィール】
米倉誠一郎(よねくら・せいいちろう)
経営学者。一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。1953年東京都生まれ。一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(Ph.D.)。1995年一橋大学商学部産業経営研究所(現・イノベーション研究センター)教授。2017年4月より現職。Japan-Somaliland Open University 学長、アカデミーヒルズ日本元気塾塾長などを兼務。イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とする。主な著作に 『経営革命の構造』(岩波新書)、『創発的破壊』(ミシマ社)などがある。

波多野聖(はたの・しょう)/藤原敬之(ふじわら・のりゆき)
小説家、元ファンドマネージャー。1959年大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業。農林中央金庫を経て、野村投資顧問、クレディ・スイス、日興アセットマネジメントに勤務。2005に独立し、藤原オフィス・アセット・マネジメントを設立。25年間にわたって、最大5000億円以上の日本株を運用する。2010年にファンドマネージャーを引退、著述家となる。波多野聖のペンネームで小説を執筆。主な著作に『銭の戦争』シリーズ(ハルキ文庫)、『メガバンク最終決戦』(新潮文庫)、『日本人はなぜ株で損するのか?』(文春新書)、『カネ遣いという教養』(新潮新書)などがある。

■時間
20:00~22:00 (19:30開場)

■場所
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

■入場料
1500yen + 1 drink order

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら