2014年12月6日(土)

映画『自由が丘で』町山広美さん×倉本さおりさん

思いをよせる年上の韓国人女性を追いかけて、ソウルへとやってきた男、モリ(加瀬亮)。しかし、彼女は見つからず、彼女に宛てた日記のような手紙を書き始める。彼女を探して、ソウルの街をいったりきたり。同じゲストハウスに泊まっているアメリカ帰りの男(キム・ウィソン)と仲良くなり、毎晩のように飲んで語らって。迷子になった犬をみつけたことで、カフェ
の女主人(ムン・ソリ)と急接近。ワインを飲んで良いムードに…。路地の多い迷路のような街で、時間の迷路に迷い込むモリ。モリは彼女に会えるのだろうか?モリにとっての本当の幸せとは…?

加瀬亮×ホン・サンス監督、日本での出会いが生んだ映画『自由が丘で』。劇中には吉田健一「時間」も登場し、本好きの心もくすぐります。映画の公開を記念し、ホン・サンス映画をずっとみている放送作家・コラムニストの町山広美さんと、文芸誌にて加瀬亮さんへのインタビューもしている書評家・ライター倉本さおりさんに、ホン・サンス映画の魅力と『自由が丘で』について、自由にお話いただきます。

【プロフィール】

町山広美
東京生まれ。 84年から放送作家として活動を始め、現在、日本テレビ系「有吉ゼミ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」「心ゆさぶれ!先輩ROCKYOU」などを担当。「幸せ!ボンビーガール」ナレーター。バラエティーを中心にテレビ番組の企画・構成を手がけるかたわら、and GIRL、In Red、Mens JOKERSなどで連載コラムやエッセイを執筆。
著書に『イヤモスキー』『怪しいTV欄』、『こんな自分と仲良くしたい そんなあんたと仲良くしない』(松田洋子氏と共著『隣家全焼』『堤防決壊』(いずれもナンシー関氏と共著)など。ナンシー関展「顔面遊園地」制作メンバー。

倉本さおり
ライター。書評、インタビュー、コラムなど。 『週刊金曜日』書評委員。 『本の雑誌』にて 「文庫解説三丁目」(12月から「新刊めったくたガイド」)連載中。 その他、『すばる』『新潮』『文藝』『文學界』など文芸誌や『TV Bros.』などへの寄稿、外国文学に関するブックレビューイベント 「君にも見えるガイブンの星」 にレギュラー出演するなど各方面で活動中。

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/

出演 _ 町山広美(放送作家・コラムニスト)
倉本さおり(書評家・ライター)
時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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