2014年12月26日(金)

『デジタルの際』著者・河島茂生さん他2名 トークショー 【デジタル・ナルシス、あるいは情報偏愛 ~デジタル社会の人格・アイデンティティ~】

情報学の第一人者、西垣 通先生を特別にお招きして、“デジタルの際” の現在地点を熱く語る。
われわれは、デジタル情報に囚われているのではないだろうか。デジタル・ナルシスあるいは情報偏愛と呼べる事態にあるのではないだろうか。本書は、デジタルの幻惑から抜け出すために、「情報/物質」「集合性/個別性」の二軸を交差させ、デジタル情報の自己運動やそれをめぐる個人や身体のありかを具体的に描出する。デジタル情報に回収されない場も視野に収めながら、デジタルの輪郭線を多角的に描いた思考の集成。(刊行予定日:2014年12月25日)

※トークショー終了後、会場にて書籍をご購入いただいたお客様を対象に、ご希望があればサインを行います。(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません。)

日時 2014年12月26日 (金) 18:30~(開場 18:00)
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
申込書に必要事項をご記入の上、1階カウンターにてお申込み下さい。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話によるお申込みも承ります。(電話:03-3281-8201)
主催
主催:八重洲ブックセンター   協賛:聖学院大学出版会
《講演者紹介》

河島先生河島茂生(かわしま しげお) 『デジタルの際』(編者,序章・第2章・第3章著者)

聖学院大学政治経済学部准教授、明治大学情報コミュニケーション学部兼任講師

2002年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了を経て、2010年同博士課程修了。博士(学際情報学)。情報学の基礎理論や社会情報学、図書館情報学にまたがる研究教育活動を行なっている。情報メディア学会理事。主な著書として、『基礎情報学のヴァイアビリティ』(共編著,東京大学出版会,2014)、『情報倫理のアプローチ』(共編著,学文社,近刊)、『図書館情報技術論』(編著,ミネルヴァ書房,2013)などがある。

横山横山寿世理(よこやま すぜり) 『デジタルの際』(第4章著者)

聖学院大学人文学部准教授

2005年東洋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は、自我の社会学、記憶の社会学、フランス社会学理論。主な著書として、『よくわかる社会学』(共著,ミネルヴァ書房,2006)、『情報社会とコミュニケーション』(共著,ミネルヴァ書房,2010)がある。

《スペシャルゲスト紹介》

西垣先生西垣 通(にしがき とおる)

東京経済大学コミュニケーション学部教授、東京大学名誉教授

1948年東京生まれ。東京大学工学部卒、工学博士。日立製作所主任研究員、明治大学教授、東京大学大学院教授を経て、2013年4月より現職。専門は情報学、メディア論。『ネット社会の「正義」とは何か』(KADOKAWA)、『基礎情報学』(NTT出版)、『集合知とは何か』(中公新書)ほか著書多数。

河島茂生先生×横山寿世理先生 ×(スペシャルゲスト:西垣 通先生)【デジタル・ナルシス、あるいは情報偏愛 ~デジタル社会の人格・アイデンティティ~】

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