2017年9月18日(月)

安東みきえ × 魚住直子 × やえがしなおこ「大人も楽しむ童話の世界」朗読&サイン会 ポプラ文庫ピュアフル「あなたの物語、ここにあります」フェア開催記念

【ジュンク堂 池袋本店】
ポプラ文庫ピュアフルでは、児童書から生まれ、子どもから大人にまで広く愛されている童話物語4作品を同時文庫化し、「あなたの物語、ここにあります」と題したフェアを開催します。
本フェアに際し、著者の安東みきえさん、魚住直子さん、やえがしなおこさんによる朗読&サイン会を行います。
児童文学作家として活躍していらっしゃる先生方が、童話の世界の魅力や、創作秘話についてたっぷり語り合います。
ご自身による作品の朗読も聞ける貴重な機会です。
会場には、それぞれの作品のために描き下ろされた、酒井駒子さん、植田真さん、初見寧さん、茂苅恵さんの原画も並びます。
今回は参加が叶わなかった竹下文子さんのサイン本や、お越しくださった方への特製プレゼントもご用意しています。
秋の夜長、ゆったりと童話の世界を味わうひと時をご一緒しませんか?

【フェア作品紹介】
●安東みきえ『ゆめみの駅 遺失物係』(装画:酒井駒子)
あたしが失くしたのは、「おはなし」でした――。
世界中から忘れられた物語が届く遺失物係での、不思議な七日間。

●魚住直子『クマのあたりまえ』
(装画:植田真)
「死んでるみたいに生きるんだったら、意味がないと思ったんだ」
動物たちの姿を通して「生きること」を考えさせる9つの物語。

●やえがしなおこ
『ペチカはぼうぼう猫はまんまる』(装画:茂苅恵)
たいくつな雪の日、ひとりのお茶の時間。ねむれない夜にはおはなしをひとつ。
読み終わると少し世界が違って見える、珠玉の短篇集。

●竹下文子『風町通信』(装画:初見寧)
※今回のイベントにはご参加されません
「風町」と呼ばれる架空の町でひっそりと紡がれる、
ちょっと不思議で心地よい日々。
心がほぐれる束の間のファンタジー。

【講師紹介】
安東みきえ(あんどう・みきえ)
1953年、山梨県生まれ。「ふゆのひだまり」で第11回小さな童話大賞(毎日新聞社主催)大賞を、「いただきます」で同選者賞今江祥智賞を、『天のシーソー』で第11回椋鳩十児童文学賞を受賞。著作に、ベストセラーとなった『頭のうちどころが悪かった熊の話』をはじめ、『夕暮れのマグノリア』『呼んでみただけ』『ワンス・アホな・タイム』『迷いクジラの子守歌』などがある。

魚住直子(うおずみ なおこ)
1966年生まれ。広島大学教育学部心理学科卒業。『非・バランス』で第36回講談社児童文学新人賞を受賞し、1996年に同作品でデビュー。『TwoTrains』で小学館児童出版文化賞、『園芸少年』で日本児童文学者協会賞を受賞。その他の作品に、『大盛りワックス虫ボトル』『ピンクの神様』、『いろはのあした』、『てんからどどん』などがある。YAを中心に、人の心に丁寧に寄り添った物語を書き続けている。東京都在住。

やえがしなおこ
1965年、大阪に生まれる。岩手県在住。同人誌「びわの実ノート」(松谷みよ子責任編集)の童話教室に学ぶ。デビュー作の短篇集『雪の林』で第15回椋鳩十児童文学賞、第23回新美南吉児童文学賞を受賞。
物語の作品に『ザグドガ森のおばけたち』『なぞなぞうさぎのふしぎなとびら』「くまのごろりん」シリーズ、絵本の作品に『ならの木のみた夢』『にしきのなかの馬』『白い花びら』などがある。

開催日時:2017年09月18日(月)18:30開場 19:00開演

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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