2017年9月9日(土)

TypeTalks欧文分科会中級編 第3期(基礎編受講生 限定)

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【講師 高岡昌生さんからのメッセージ】
欧文分科会の基礎編1〜7期を受講された皆さんへ、中級編の三期を開設します。基礎編で欧文組版の基礎を学びました。ご自分で過去にやってきた組版、他の欧文組版をみて、ハッとされたと思います。過去の仕事に不満や後悔することや、他の人の組版を批判はできます。中級編は「それをどうする!」を考える会です。基礎編と違って一方的に私がお話するセミナーではありません。実践により近い形式です。どこをどう直したら良くなるかをその場で行います。各自に個別にいつもご自分のされていない分野の課題も出します。受講者のディカッションを元に、他の人のデザインの道筋を体験する、中身の濃い内容です。自信を持ってワンアップしましょう!

今回の柱は2つです。

1、過去事例をその場で修正する、別の可能性を探る。
2、課題を制作する、講評される。

1、過去にご自分の行った事例をお持ちください。ディスカッションしながらその場で、ご自分でブラッシュアップ作業をします。私や他の皆さんの前で修正を行うのは抵抗があるかもしれませんが、過去を見つめ飛躍するためには一番力がつく方法です。修正がなければそれも結構です。その場合は別の可能性を探りましょう。書体を変える、レイアウトを別のものにしてみる。それも面白いですよね。
2、課題の制作:以下の課題アイテムからご自分で必ず1つ選んでください。詳細は初回にお話します。

アイテム:和欧両面名刺、Webサイト、レターヘッド(セカンドシート、エンベロープ)、ロゴサイン、カタログ、本文組み(書籍)、ポスター、招待状、ディプロマ、パッケージなど各アイテムの業種などの条件についてみなさんのご希望をお聞きしながら設定します。(詳細は初回に説明)作成後、各自にプレゼンしていただきます。

最後に、良い運転をするために助手席で、運転を眺めているのもためになります。でも運転席でハンドルをもって運転したほうがきっとうまくなります。運転も組版も本に載っていないことがたくさんあります。色々なケースにぶつかり、それらをどう回避し、読みやすく美しい組版を身につけ実現するか!どうぞ助手席を降りてハンドルを持ってください。見えなかった光景を体感できると思います。

▼日程詳細
第3期全6回 18:00〜20:30

・第1回 9月9日(土)
オリエンテーション(課題の説明)スケジュール調整
過去事例の(プレゼン)講評-1

・第2回 9月30日(土)
過去事例の(プレゼン)講評-2

・第3回 10月7日(土)
過去事例の(プレゼン)講評-3

・第4回 10月21日(土)
課題(プレゼン)講評-1

・第5回 11月4日(土)
課題(プレゼン)講評-2

・第6回 11月18日(土)
全体講評1

●全日程の出席が無理でも少なくても2回のプレゼン日を調整しますので諦めないで下さい。
第3期全6回 18:00~20:30
(2回目からプレゼンが始まります)
●期間:2017年9月9日~11月18日 全6回
●時間:18:00~20:30
●場所:青山ブックセンター本店 小教室
●参加費:32,400円(税込)
●定員:20名
●参加資格:欧文分科会基礎編受講者に限ります。
第1,2期 中級編受講者の再度受講も可です。

■講師プロフィール
高岡昌生(たかおかまさお)
有限会社嘉端工房代表取締役 1957年生まれ。
國學院大學法学部卒業後、父高岡重蔵の経営する嘉端工房に入社し、欧文組版、タイポグラフィ、コーポレートタイプについての講義・講演活動多数。
英国王立芸術協会フェロー、モノタイプ者アドバイザー、ドイツ・ライプチヒ市印刷技術振興協会会員、平成21年度新宿ものづくりマイスター「技の名匠」認定、東京都新宿区本づくり協会理事
著作
『欧文組版 基礎とマナー』(ただし重版未定)

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