2017年10月1日(日)

三宅陽一郎 × 斎藤由多加トークイベント「なぜ人工知能は人と会話できるのか?」を解き明かす

logo_abc100
『なぜ人工知能は人と会話できるのか』(マイナビ出版) は、この二十年の間にも、たくさんの人と会話する人工知能が作られてきた実例を網羅すると同時に、背後にある人工知能の原理を解き明かした本です。何より読みやすさを心掛けました。このイベントでは、本書の内容に沿って人工知能における会話生成の歴史についての講演の後、本書でも大きく取り上げさせて頂いた「シーマン」の作者(企画・シナリオ・声優)であり「シーマン人工知能研究所」を立ち上げられた斎藤由多加さんを迎えて、「会話する人工知能」たちの未来についてトークショーを行います。人工知能に興味がある方なら、どなたでも楽しむことができるイベントをご用意いたします。何より「会話する人工知能」が人間にとって何なのか、また「会話する人工知能」から見て人間とは何なのか、について議論したいと思います。

【プロフィール】
三宅 陽一郎(みやけ・よういちろう)
ゲームAI 開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。2004 年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。IGDA 日本ゲームAI 専門部会設立(チェア)、日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』『絵でわかる人工知能』(SBCr)、著書『なぜ人工知能は人と会話できるのか』(マイナビ出版)、『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)。翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++ のためのAPIデザイン』(SBCr)、監修『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)。Twitter @miyayou

斎藤 由多加(さいとう・ゆたか)
1962 年生まれ.東京都出身,ゲームクリエイター.オープンブック 株式会社代表取締役社長.シーマン人工知能研究所設立(所長).『The Tower』,『シーマン ~禁断のペット~』などの作品を開発したことで知られる.また「アップルコンピュータの研究家」でもあり,マッキントッシュに関する著書である,アップル日本上陸の軌跡を綴ったノンフィクション「林檎の樹の下で」(1993 ~ 94 年に「DIME」誌に連載)が,2017 年夏にコミックにて復刊予定(光文社).早稲田大学理工学部建築学科卒業.株式会社リクルートを経て1994 年オープンブック株式会社を創業.1994年高層ビルシミュレーション『タワー』の国内外のヒット(海外名はSimTower)で全米パブリッシャーズ協会賞ほか受賞.1995 年日経BP社『ベンチャー・オブ・ザ・イヤー』最優秀若手経営者部門賞.1999 年『シーマン ~禁断のペット~』をドリームキャスト向けに発売.文化庁メディア芸術祭優秀賞,米国GDC「年間キャラクター賞」はじめ受賞多数.2006 年ゲーム『大玉』を発表.2012 年ゲーム『エアロポーター』を発表.2014 年大手住宅メーカーの『喋る家』開発など先端技術分野に関与.Twitter @yootsaito
シーマン人工知能研究所

日程 / 2017年10月1日 (日)
時間 / 17:00〜18:30 開場 16:30〜
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511 受付時間 10:00~22:00

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら