2017年10月20日(金)

『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)刊行記念 土居伸彰さん×細馬宏通さん トーク&サイン会 開催!

logo_bf100ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
10/20(金)午後7時~午後9時

『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)の刊行を記念して土居伸彰さんのトークイベントを開催いたします。
特別ゲストとして、『二つの「この世界の片隅に」―マンガ、アニメーションの声と動作』(青土社)の著者、細馬宏通さんをお迎えいたします。

『君の名は。』『この世界の片隅に』『聲の形』、そして『夜明け告げるルーのうた』など2016年から2017年の日本の長編アニメを、世界のアニメーションの文脈から読み解くという手法で、現代アニメーションの現在とこれからを論じた土居伸彰さん。

一方、細馬宏通さんは「声と動作」を手がかりに『この世界の片隅に』を1カット、1コマにいたるまで詳細に「見/観」尽くし、分析するというアプローチで現代アニメーションを論じています。

今現在の日本のアニメーション批評・研究の、もっとも刺激的なお仕事をなさっているお2人のトークイベントが実現しました。
対照的とも言えるアプローチによって、現代アニメーションを分析した書籍がほぼ同時期に刊行されたことは、日本のアニメ研究に今重要なタイミングが訪れている証だと言えるでしょう。
最高のタイミングでのこの顔合わせのトーク、必見です。

参加ご希望の方は、下記要項をご確認の上、入場券をお求めください。

【日時】2017年10月20日(金) 午後7時開始 午後6時45分会場
※トーク終了後にお2人のサイン会を行います。サインご希望の方は土居伸彰さん著作『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)1,800円+税、もしくは細馬宏通さん著作『二つの「この世界の片隅に」―マンガ、アニメーションの声と動作』(青土社)1,700円+税、いずれかをご持参いただくか、当日会場にてお買い求めください。

【会場】ブックファースト新宿店地下2階Fゾーンイベントスペース
【定員】先着50名様
【入場券】※入場券は数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
〈販売開始日〉2017年9月26日(火)午前10時~
〈販売価格〉1,000円(税込み)
〈販売場所〉ブックファースト新宿店地下1階Aゾーンレジカウンター
※電話でのご予約も承ります。下記の番号にお問い合わせください。

【お問合せ】ブックファースト新宿店03-5339-7611

※入場券をお持ちでない方の入場はできません。当日必ず入場券をお持ちください。
※当日のお席はご来場順の自由席です。
※イベント中の録音・撮影・WEB配信はお断りさせていただきます。

●プロフィール
土居伸彰 (どい・のぶあき)
1981年東京生まれ。株式会社ニューディアー代表、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター。ロシアの作家ユーリー・ノルシュテインを中心とした非商業・インディペンデント作家の研究を行うかたわら、AnimationsやCALFなど作家との共同での活動や、「GEORAMA」をはじめとする各種上映イベントの企画、『WIRED』での連載等の執筆などを通じて、世界のアニメーション作品を広く紹介する活動にも精力的に関わる。2015年にニューディアーを立ち上げ、『父を探して』など海外作品の配給を本格的にスタート。国際アニメーション映画祭での日本アニメーション特集キュレーターや審査員としての経験も多い。2016年12月に初の単著となる『個人的なハーモニー
ノルシュテインと現代アニメーション論』(フィルムアート社)を上梓。同書で日本アニメーション学会賞2017を受賞。

細馬宏通(ほそま・ひろみち)
1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授(人間行動学)。ことばと動作の時間にかかわる現象を広く研究している。著書に、『二つの「この世界の片隅に」―マンガ、アニメーションの声と動作』(青土社)、マンガの吹きだし構造を論じた『マンガ視覚文化論 :見る、聞く、語る』(水声社、共著)、アメリカのサイレント期からトーキーにかけてのアニメーション史を追った『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮社)の他、『介護するからだ』(医学書院)『浅草十二階』『絵はがきの時代』(青土社)『うたのしくみ』(ぴあ)など。

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