2017年10月29日(日)

北村記世実(パレスチナ・アマル)「ラスト・カフィーヤ」お話と試着会 パレスチナと日本を結ぶ“希望(アマル)”の織物

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「ガザ」という地方が「ガーゼ」の由来という説があるくらい、パレスチナは織物文化が盛んでした。
東西交流の要衝であることから多様な文化が混ざり合い、織物文化はいっそう多彩に開花しました。
しかし、1948年のイスラエル建国に伴い、産業は途絶えてしまいます。
住んでいた土地を追われて難民となったパレスチナ人にとって、身に着けて持ち出せた衣類が文化やアイデンティティーの象徴となります。
そのひとつが「カフィーヤ」でした。今、パレスチナには織物工場がひとつしかありません。
唯一残された工場で作られた、最後のパレスチナ製織物。それが、「ラスト・カフィーヤ」です。

カフィーヤはかつて農作業をする男性が日よけとして頭に巻いていたもの。
風呂敷としても使われるなど日常に根づいた織物です。
旧式の織機ならではの素朴な風合いがあり、やわらかで上質な織り布前面の彩り豊かな模様が魅力。

このたび梅田 蔦屋書店では、織物「ラスト・カフィーヤ」を通じてパレスチナの地場産業の保護を目指し活動する企業「パレスチナ・アマル」の北村記世実さんをお迎えし、ラスト・カフィーヤの魅力と、それを生み出す職人たちのストーリーを紹介するお話し会&試着会を開催いたします。
カフィーヤのすばらしいテキスタイル・デザインは、ストールや風呂敷、テーブルクロスとして、私たちの暮らしに驚くほどマッチします。
この機会にぜひお試しください。

【プロフィール】
北村 記世実(パレスチナ・アマル)
医療系NGOの活動に参加するため、1999年にガザを訪れたのがパレスチナとの出会い。
困難な生活においても、明るく、ホスピタリティーに厚いパレスチナの人々に魅了され、パレスチナの平和を考えるNGOで支援活動を行う。
2013年9月、ビジネスを通して世界に貢献できればと、「パレスチナ・アマル」を起業。
商品を通して、パレスチナの伝統や文化をご紹介。

会期 2017年10月29日(日)
時間 【お話し会】11:00~/14:00~ 【試着会】11:00~17:00
講師/ゲスト 北村 記世実(パレスチナ・アマル)
場所 梅田 蔦屋書店 コンシェルジュカウンター
主催 梅田 蔦屋書店
参加費 無料
共催・協力 パレスチナ・アマル
申し込み方法 直接店頭までお越しください。
問い合わせ先 梅田 蔦屋書店(06-4799-1800)

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