2017年10月27日(金)

髙村峰生トークイベント・サイン会『触れることのモダニティ』(以文社)

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触れるという日常的な行為は、生きることそのものと深く結びついています。

扉を開ける、ページをめくる、キーボードをたたく、コップをもつ。
手による動作だけでなく、イスに座ったり、外を歩いたり、私たちは日常の中で常に何かに身体全体を通して、何かに触れながら生活しています。

髙村峰生氏は、『触れることのモダニティ』で、触れるという日常的な行為が、20世紀前半においてどのような意義を獲得したのかを哲学、文学、美学の領域を横断しながら考察します。
西洋の伝統において、最も高貴な感覚とされた視覚に対して、階級的に最も低いと位置づけられてきた触覚に焦点をあて、あらゆるものが視覚的な近現代が、不可避的に産み出したものとして、触れることに迫ります。

常に動きつつ、前提のない場所から問いを発する著者の思想を、本書をたどりながら、一緒に考えてみませんか?
アメリカの大学院への出願から、奨学金、教育内容、博士号取得までの道のりもお話しいただきます。

哲学や、文学、美学に興味があるかたはもちろん、ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』やスティーグリッツ、ヴァルター・ベンヤミン、モーリス・メルロ=ポンティに興味があるかたは必見です。奮ってご参加くださいませ。

【プロフィール】
髙村 峰生(たかむら みねお)
1978年東京生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。同、人文社会系研究科修士課程を修了。
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で博士号を取得。(Ph.D in Comparative Literature,2011年)。
現在は神戸女学院大学文学部英文学科准教授。専門は20世紀の英米文学・文化、および比較文学/表象文化論。
共著に『文学理論をひらく』(木谷厳編・北樹出版、2014年)。『英文学研究』、『表象』、『ユリイカ』などに論文やエッセイを発表している。

【注意事項】
・お座席は自由席で先着順にご入場頂きます。
・お待ちいただくスペースがないため、開場時間にお越しください。
・サイン会は、当店ご購入のお客様のみとさせていただいております。
・会場内での飲食は9Fでお買上の商品のみとさせていただいております。

会期 2017年10月27日(金)
定員 20名
時間 19:00~20:30(開場18:30)
講師/ゲスト 髙村峰生氏
場所 梅田 蔦屋書店 コンシェルジュカウンター
主催 梅田 蔦屋書店
参加費 無料
共催・協力 以文社
申し込み方法 下記予約フォームからお申込ください。
問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp

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