2017年11月11日(土)

田中美保子さんトーク&サイン会 リズ・ベリー作『月影の迷路』の背景世界を味わう~イギリス式庭園、古い館、巨石群・古墳、聖井~ リズ・ベリー作・田中美保子訳『月影の迷路』(国書刊行会)刊行記念

logo_yaesu2この作品は、若い女性クレアが地球の守護者(アース・ガーディアン)として目覚めていく姿を描いたスピリチュアル・ファンタジーです。物語の舞台として、いかにもイギリス的で謎めいたものが多く登場しますが、日本ではあまり馴染みのないものもあります。そこで、作品をより深く味わっていただくために、主な舞台の写真をお見せしながら、朗読も交えてご紹介したいと思います。緑豊かなイギリス南西部を旅している気分でお楽しみください。
今回、主に取り上げるのは、イギリス南西部のサマセット州に実在する場や史跡類です。とりわけ重要な舞台である貴族の館(カントリー・ハウス)と、その領地にある広大なイギリス式風景庭園(ランドスケープ・ガーデン)、および、その一角にある不思議な中国庭園(チャイナ・ガーデン)と芝地迷路(ターフ・メイズ)、環状石群(ストーン・サークル)や立ち石・古墳、聖井などを中心に、『月影の迷路』の背景世界を、目と耳で味わっていただけたらと思っています。

★こちらのイベントは、「ゴールド会員」の方は無料で聴講いただけます。
事前のお申込みとゴールドカードのご提示が必要です。

【プロフィール】
田中美保子(たなか・みほこ)
東京生まれ。東京女子大学で教鞭をとりながら、英語圏のヤング・アダルト文学やファンタジー文学の研究や翻訳・紹介をしている。著書にAspects of the Translation and Reception of British Children’s Fantasy Literature in Postwar Japan(音羽書房鶴見書店)、主な訳書に『アップルバウム先生にベゴニアの花を』(ポール・ジンデル作、岩波書店)、『ビーストの影』(ジャニ・ハウカー作、レターボックス社)、共訳書に『子どもはどのように絵本を読むのか』(ビクター・ワトソンほか編、柏書房)など。

日時 / 2017年11月11日 (土) 14時00分~(開場:13時30分)
会場 / 本店 8F ギャラリー
参加費 / 500円(税込) 当日会場入口にてお支払いください。
募集人員 / 80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法 / 1階カウンターにて、ご参加希望の方に参加券をお渡しします。
また、お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
お電話でお申し込みの方は、当日会場入口で参加費をお支払いいただく際に、参加券をお渡しいたします。
※会場で田中美保子さんの訳書『月影の迷路』(国書刊行会)を販売いたします。ご希望の方にはサインも入ります。
主催 / 八重洲ブックセンター

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