2017年12月24日(日)

ニンゲンの“マイグレーション”は可能か 松本圭二 × 郡淳一郎トークイベント 「松本圭二セレクション」全9巻(航思社)刊行記念

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2006年に詩集『アストロノート』で萩原朔太郎賞を受賞した詩人・松本圭二。詩だけでなく小説や批評などをものしてきたその表現活動を網羅すべく、今年8月から刊行を開始した「松本圭二セレクション」も12月下旬で5冊目(『詩人調査』)を数えます。その松本の詩に早くから着目し、松本の第3詩集『詩篇アマータイム』の共同製作者であるオルタナ編集者、郡淳一郎を迎えて、「セレクション」出版記念トークセッションを開催します。

デジタルメディアは数年ごとに移行(マイグレーション=バージョンアップもしくは「入れ物」の代替のこと)を行う必要があります。これはIT関連に限られることではありません。フィルムだった写真や映像においてデジタルビデオが普及、その技術革新が見られるように、あらゆるメディアがマイグレーションに曝されざるをえません。
映像・映画においてマイグレーションはいかに行われ、どのような結果をもたらしたのか。
詩、小説、詩集、書籍においてはどうか。
そしてニンゲンにおいては?

トーク終了後、松本さんのサイン会も開催いたします。

【プロフィール】
松本圭二(まつもと・けいじ)
詩人、フィルム・アーキヴィスト。1965年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学中退。2006年、『アストロノート』(「重力」編集会議)で萩原朔太郎賞受賞。他の詩集に、『ロング・リリイフ』(七月堂、1992年)、『詩集』(私家版、1995年)、『詩集・未製本普及版』(アテネ・フランセ文化センター、1996年)、『詩集工都』(七月堂、2000年)、『詩篇アマータイム』(思潮社、2000年)。

郡淳一郎(こおり・じゅんいちろう)
オルタナ編集者。1966年、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部卒(フランス文学専修)。ビクター音楽産業を振り出しに『キネマ旬報』、フィルムアート社、『ユリイカ』を転々。主な編集書に鈴木一誌+知恵蔵裁判を読む会編『知恵蔵裁判全記録』(太田出版)、矢川澄子『いづくへか』(筑摩書房)、高橋信行編『足穂拾遺物語』(青土社)、『アイデア』354号「日本オルタナ出版史」、367号「日本オルタナ文学誌」、368号「日本オルタナ精神譜」、『組版造形 白井敬尚』(DNP文化振興財団)など。

日程 / 2017年12月24日 (日)
時間 / 17:00~18:30 開場 16:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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