2018年2月22日(木)

【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #38】ギリシャ悲劇の最高傑作『オイディプス王』の不朽不滅の魅力 講師:河合祥一郎先生

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古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人ソポクレスは、生涯に120を超える悲劇を書いたと言われますが、現存するのはわずか7篇のみ。
そのなかで最も有名な作品が『オイディプス王』です。英雄として迎えられたオイディプスは、危機に瀕するテーバイ国を救うために神託を請いますが、それは「先王ライオス殺害の犯人を罰せよ」でした。
真相が明らかになるにつれ、みずからの出生の秘密を知ることになる彼を待ち受けていた運命とは? エディプス・コンプレックスの元になるなど、後世の文学・思想に大きな影響を与え、全世界で今も上演されつづけるギリシャ悲劇の最高傑作です。
今回の読書会では、この『オイディプス王』の魅力とその特徴について、シェイクスピア劇の翻訳だけでなく舞台上演にも積極的に関わって活動する河合先生に、ご自身の演劇との出会いも含めて語ってもらいます。
(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

【講師紹介】
河合祥一郎(かわい・しょういちろう)
1960年生まれ。東京大学教授。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。著書に『ハムレットは太っていた!』(第23回サントリー学芸賞受賞)『シェイクスピアの正体』ほか多数。主な訳書に『ハムレット』(シェイクスピア)ほか、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(キャロル)、『ドリトル先生』シリーズ(ロフティング)、『ピーター・パン』(バリー)、『赤毛のアン』シリーズ(モンゴメリ)などがある。

光文社古典新訳文庫が紀伊國屋書店電子書店KINOPPYとコラボレーションして開催するReaders Club読書会(Reading Session)、第38回です。

○日時:2018年2月22日(木)18:30~ (開場18:15) 
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
○定員:50名  
○参加費:無料
○参加方法:2018年2月4日(日)午前10:00時より2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
○お問い合わせ 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702

*イベントは1時間30分~2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には講師の著書・翻訳書にサインをお入れします。
*19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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