2018年5月8日(火)

窪美澄 × 前野健太トークイベント「帰る場所、好きな人、誰かと生きること」 『じっと手を見る』(幻冬舎)刊行記念

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4月5日に発売される窪美澄さんの新刊小説『じっと手を見る』は、富士山を望む小さな町で始まった恋の行く末を、切なくも豊かに描く恋愛小説です。
ここで登場する富士山は、日本を代表する美しい景色ではなく、先の見通しを妨げる閉塞感の象徴のようです。
この富士山の在り方に、連載中から共感していたのが、恋と街と時代を歌い続けるシンガーソングライターの前野健太さんでした。
そんな彼が、4月25日に発売するアルバムのタイトルは「サクラ」。
以前からお互いの作品に親しむ二人は、富士山とサクラに時代の何を見ていたのでしょう。
そこは私たちの帰るべき場所なのでしょうか。
そんな話を皮切りに、誰かを好きになること、変化する気持ち、共に生きることの尊さと困難についてたっぷりと語っていただきたいと思います。お見逃しなく!

【プロフィール】
窪美澄
1965年、東京都生まれ。
フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を所収した『ふがいない僕は空を見た』で2011年山本周五郎賞を受賞。また同書は本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれた。2012年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞受賞。
その他の著書に『クラウドクラスターを愛する方法』『アニバーサリー』『雨のなまえ』『よるのふくらみ』『さよなら、ニルヴァーナ』『水やりはいつも深夜だけど』『アカガミ』『すみなれたからだで』『やめるときも、すこやかなるときも』などがある。

前野健太
1979年埼玉県入間市出身。シンガーソングライター。
2007年に自ら立ち上げたレーベル“romance records”より『ロマンスカー』をリリースし、デビュー。2009年にライブドキュメント映画『ライブテープ』、2011年に『トーキョードリフター』(松江哲明監督)に主演として出演。
2011年末第14回みうらじゅん賞を受賞。
2013年にはプロデューサーにジム・オルークを迎え、2枚のフルアルバム『オレらは肉の歩く朝』『ハッピーランチ』を発表。
2016年12月に公開された映画『変態だ』主演。
2016年には舞台、コドモ発射プロジェクト『なむはむだはむ』に岩井秀人、森山未來と共に出演。2017年3月、はじめての単行本『百年後』を発売。
2018年4月25日には、アルバム「サクラ」を発売予定。

日程 / 2018年5月8日 (火)
時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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