2018年4月4日(水)

藤本智士 × 指出一正 × 日野昌暢「『編集』がローカルの情報発信を変える」 『魔法をかける編集(しごとのわ)』(インプレス)刊行ツアー終了記念

logo_bb100
昨年7月に発売された藤本智士さんの著書『魔法をかける編集』。

同書は、一過性で終わるイベント、伝わらない商品、ビジョンのないまちづくりに足りないのは、編集と断言し、マイナスをプラスに、忘れられていたものを人気商品に、ローカルから全国へ発信する方法などをまとめた一冊です。

ただならぬ熱を持った同書の刊行イベントは、昨年末にかけて全国62箇所・40都道府県で開催され、動員数はなんと約2,500人に達しました。

また、今年2月には、刊行ツアー大盛況への御礼として、書籍の内容全文を期間限定で無料公開するなど、藤本さん流の「編集での魔法のかけ方」を、地方の人々に届ける試みを今も続けています。

藤本さん曰く、「出来上がったものを壊すのは大変だが、メディアに関して、そこまで成熟した仕組みのないローカルには、あたらしいふつうを作り、未来を変える大きな可能性がある」といいます。

そこで、今回本屋B&Bでは、同書の刊行ツアー終了を記念したトークイベントを開催します。

同イベントでは、『魔法をかける編集』の内容や「編集」はもちろん、刊行ツアーに込めた藤本さんの熱い想いをお話しいただく予定です。

ゲストには、『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』も刊行した、月刊『ソトコト』編集長の指出一正さんを迎えます。司会進行は、「#FUKUOKA(福岡市)」や「絶メシリスト(高崎市)」などの地方活性プロモーションをプロデュースする、博報堂ケトルの日野昌暢が務めます。

「地方創生」「ローカルメディア」「町おこし」「地域プロモーション」「編集」などのキーワードに興味がある方、など、ぜひご参加ください!

【出演者プロフィール】
藤本智士 (ふじもと・さとし)
1974 年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン『のんびり』、Webマガジン『なんも大学』の編集長に。自著に『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(ともにリトルモア)。イラストレーターの福田利之さんとの共著に『いまからノート』(青幻舎)、編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。
ホームページ http://re-s.jp/

指出一正(さしで・かずまさ)
月刊『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、高知県文化広報誌『とさぶし』編集委員、静岡県「『地域のお店』デザイン表彰」審査委員長、奈良県「奥大和アカデミー」メイン講師、奈良県下北山村「奈良・下北山 むらコトアカデミー」メイン講師、長野県長野市WEBメディア『ナガラボ』編集長、福井県大野市「越前おおの みずコトアカデミー」メイン講師をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。まち・ひと・しごと創生本部「わくわく地方生活実現会議」委員。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。

日野昌暢(ひの・まさのぶ)
1975年福岡県生まれ。博報堂ケトル プロデューサー。九州芸術工科大学 大学院芸術工学府修了後、博報堂に入社。14年間の営業職を経て2014年に博報堂ケトルに加入。受賞歴に、カンヌライオンズ ブロンズ、ADFEST金賞、クリオ賞 ブロンズ、イノベーティブアプローチ電通賞、消費者のためになった広告コンクール金賞など。福岡市と運営するニュースサイト「#FUKUOKA」や、高崎市と運営するウェブマガジン「絶メシリスト高崎」をプロデュース。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら