2015年3月12日(木)

鳴海風先生『星に惹かれた男たち』講演会

星に惹かれた男たち

二十四節気や七十二候で人気の太陰太陽暦は、旧暦ともいわれ日本的で古風なイメージがあるが、実は天文学の知識なくして作ることができないカレンダーである。
古くは日本人初の太陰太陽暦を作った渋川春海(しぶかわはるみ)、次に西洋天文学を応用した高橋至時(たかはしよしとき)と独自の天文からくり時計を発明した間重富(はざましげとみ)や、天体測量を併用して高精度な日本地図を作った伊能忠敬(いのうただたか)など、太陰太陽暦の周囲にいた、天文学にのめりこんだ多彩な男たちの友情あふれる交流や師弟愛を紹介する。

※講演会終了後、会場にて書籍をご購入いただいたお客様を対象にサイン会を実施いたします。(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません。)

日時 2015年3月12日 (木) 18時30分~(開場:18時00分)
会場 本店 8F ギャラリー
参加費 無料
募集人員 60名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法 申込書に必要事項をご記入の上、1階サービスカウンターにてお申し込みください。申込書は同カウンターにご用意してございます。また、お電話によるお申込も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
主催 主催:八重洲ブックセンター   協賛:日本評論社

鳴海

 

 

 

《講演者紹介》

鳴海 風 (なるみ ふう)作家

講演者プロフィール

1953年新潟県生まれ。
1992年、『円周率を計算した男』で歴史文学賞を受賞して作家デビュー。
以後、江戸時代の日本の数学「和算」を題材にした作品を書き続けている。
主な作品として、和算小説『算聖伝』『怒濤逆巻くも』『ラランデの星』『和算忠臣蔵』『美しき魔方陣』『星空に魅せられた男』、ノンフィクション『和算小説のたのしみ』『江戸の天才数学者』、共著『平成22年度代表作時代小説』『科学者の本棚』『工場長の教材』などがある。ビジュアル講演も得意。
2006年日本数学会出版賞受賞。
関孝和数学研究所研究員。日本文芸家協会会員。新鷹会理事。

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