2018年5月25日(金)

神田桂一 × 菊池良 × 福島槙子 × 寺井広樹「パロディとパクリの境界線──『もしそば』と『もし文』に見るパロディ哲学」 『もし文豪たちが現代の文房具を試しに使ってみたら』(ごま書房新社)刊行記念

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3月20日、ごま書房新社より『もし文豪たちが現代の文房具を試しに使ってみたら』(福島槙子、寺井広樹)という書籍が発売されました。

この本のタイトルを見て、多くの人が「おや?」と思ったのではないでしょうか。

そう、何を隠そうこの本はあのベストセラー『もしそば』こと『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』をパク……いや、同書にインスパイアされてオマージュしたパロディ本だったのです!

そして、これを見た『もしそば』著者の神田桂一さん&菊池良さんの取った行動とは──!?

タイトルも見た目も『もしそば』にそっくりな『もし文』。ですが、実は内容は全くパロディではありません。むしろこれまでにない、新しい形の文房具解説書になっています。

もともと、『もしそば』も、文体模写という特殊な技法を使いながら新しい世界観を作り上げた作品。それぞれの文豪たちにインスパイアされているからこそ生まれたものなのです。

今回は、『もしそば』著者の神田桂一さん&菊池良さんが、『もし文』著者の福島槙子さん&寺井広樹さんに対して“どこをどうパロディしたのか”問いただすとともに、それぞれが考えるパロディの哲学について語っていただきます。

【出演者プロフィール】
神田桂一(かんだ・けいいち)
ライター・編集者。週刊誌の記者を経てお笑い雑誌の編集部へ。それも辞め今度はニコニコ動画のニュース部門で記者。以後フリー。『ケトル』『POPEYE』なんかで書きつつ、初の著書『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)が続編と合わせて累計15万部のベストセラーに。中国好きで、北京・上海・広州・成都によく出没する。

菊池良(きくち・りょう)
ライター。2017年に出した書籍『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(共著・神田桂一)が15万部のスマッシュヒット。そのほかの著書に『世界一即戦力な男』がある。
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福島槙子(ふくしま・まきこ)
文具の魅力を発信する活動のほか、メディアやイベント出演、コラム執筆を通して文具のある便利で楽しい生活を提案。これまでに NHK 総合『4時も!シブ5時』、TBS『王様のブランチ』などTV出演多数。 文具売場企画、オリジナル⽂具のプロデュースも行う。著書に『まい にち ねこ文具』(P ヴァイン)。ウェブマガジン「毎⽇、⽂房具。」編集長。
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寺井広樹(てらい・ひろき)
試し書きコレクターとして世界 108 カ国、約4万枚の試し書きを 収集。3人組ガールズバンド the peggies と『I 御中〜 文房具屋さんにあった試し書きだけで歌をつくってみました。~』を制作し、配信日の 11 ⽉ 22日を「試し書きの⽇」に制定。『「試し書き」から⾒えた世界』(ごま書房新社)ほか著書多数。TV、雑誌などメディア出演多数。
世界タメシガキ博覧会

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen +1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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