2018年6月20日(水)

ヤンヨンヒ × 木村元彦トークセッション「物語が世界を動かす」 『朝鮮大学校物語』(KADOKAWA)刊行記念

【ジュンク堂 池袋本店】
開催日時:2018年06月20日(水)19:00開始 19:30開演

「ディア・ピョンヤン」や「かぞくのくに」など、個人と国家を問う作品を発表し続ける在日コリアン2世の映画監督、ヤンヨンヒ氏。北朝鮮をとりまく東アジア情勢が大きく動きつつある今年、自らの体験をもとに書き下ろす初小説『朝鮮大学校物語』を刊行しました。もうひとつの〈北朝鮮〉ともいわれる東京・小平市の朝鮮大学校を舞台に、ヤンさん自身の青春をもとに綴られた物語です。
社会を生きるなかで直面するさまざまな壁、ボーダー、そしてタブー。物語を書き、読む私たちの想像力は、こうした現実をどのように「動かす」ことができるのでしょうか。学生時代の恋バナから南北首脳会談の行方まで、新作の刊行を記念して、ジャーナリストの木村元彦氏とともに縦横無尽に語りつくします。

【講師紹介】
ヤンヨンヒ
1964年、大阪府生まれ。映画監督。コリアン2世。米国ニューヨーク・ニュースクール大学大学院修了。朝鮮大学校文学部卒業後、大阪朝鮮高級学校の国語教師を経て、劇団員、ラジオパーソナリティ、ビデオジャーナリストとして活動。監督作品として、ドキュメンタリー映画に「ディア・ピョンヤン」(2005年、サンダンス映画祭審査員特別賞ほか)、「愛しきソナ」(2009年)、劇映画に「かぞくのくに」(2012年、ベルリン国際映画祭国際アートシアター連盟賞、読売文学賞戯曲・シナリオ賞ほか)がある。

木村元彦
1962年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター、ビデオジャーナリスト。中央大学卒業後、東欧やアジアの民族問題を中心に取材・執筆活動を続ける。『オシムの言葉 増補改訂版』(文春文庫、ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、『争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール』(集英社インターナショナル、サッカー本大賞)、『徳は孤ならず 日本サッカーの育将 今西和男』(集英社、広島本大賞)、など多数の著作がある。2018年6月、『オシム 終わりなき闘い』の文庫版が小学館より刊行予定。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111) 

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
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