2018年6月15日(金)

赤阪友昭 × 鶴岡真弓「 映画『銀鏡 SHIROMI』クラウドファンディング特別企画―僕らは、地上を旅する星」

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闇が生み出す生命という星。
古代の人々は、なぜ星を命の源と考えたのか?
星とは何か?

私たちの世界には、星が満ちている。ミシュランの三ツ星、ラッキーには星がついてくる。世の中でハッピーなことや極上なことには星がつく。レジェンドはスター。ミック・ジャガーはもちろんロックスター。星が強いっていうことなのだろうか?
星とは何か?動かないと思われている北極星ですら、地球の地軸の傾きが起こす歳差運動によって何千年か毎に別の星へと移り変わっていく。今の北極星はポラリスだが、約1万2千年前の縄文時代にはこと座のベガ(織姫星)だった。やがて、2万6千年という時を経て、北極星は再びこと座のベガへと戻っていく。生命は、移り変わる星々に導かれ宇宙の循環の中にある。

僕らは地上を旅する星。
星はカオスでありながら、秩序の中にある。
死であり、生。
闇であり、光。

生命の循環は星とともにある。
占星術に一喜一憂する私たち。
生年月日は、星からのシリアルナンバー。

ケルトに残されたもの、日本に残されたもの。

ケルト文化の研究者・鶴岡真弓先生と神話を旅する写真家・赤阪友昭によるトークイベントです。

本イベントは、赤阪友昭が企画・監督を務める映画『銀鏡 SHIROMI』クラウドファウンディング特別企画でもあり、お話の中で銀鏡神楽のことにも触れますので、よろしければこちらのクラウドファウンディングページもご覧ください。

【プロフィール】
鶴岡真弓(つるおか・まゆみ)
多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所長。
西 はアイルランド、スコットランドから、東はウクライナやシベリアまで「ケルト文明」および「ユーロ=アジア世界」を貫く伝統・民族の「装 飾・デザイン・造形表象」交 流史を調査・研究。主著に『ケルト/装飾的思考』(ちくま学芸文庫)、『装飾する魂』(平凡社)、『阿修羅のジュエリー』(イースト・プ レス)、最新刊に 『ヨーロッパの装飾文様』(東京美術)など多数。

赤阪友昭(あかさか・ともあき)
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌「Switch」や「Coyote」などに写真・文を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth – 神話の風景から – 』がある。現在は、山に残された原初の信仰や縄文文化の祭祀儀礼を取材し、定期的に東京及び各地にてスライド&トークなど精力的に講演を開催している。震災後は、福島の支援プロジェクトに関わり、被災地のランドスケープの記録撮影を続けている。
HP

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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