2018年7月14日(土)

若杉実 × 売野雅勇「歌謡曲、私はこう聴き、私はこう作詞した」 『裏口音学』(芽瑠璃堂出版)刊行記念

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音楽ジャーナリスト、若杉実さんの新刊『裏口音学』が6月27日刊行されます。

同書は、若杉さんの故郷、渡良瀬川沿川の生活文化情報誌『渡良瀬通信』での連載〈裏口音学〉45回分(4年間)を一冊にまとめたもの。歌謡曲をはじめポップス、ジャズ、ワールド系など、全方位に広がる音の扉を裏からこじ開け新たな世界へ挑み、若杉さん自身のルーティンにおいて、アンタッチャブルな(?)歌謡曲に初めてメスを入れることにもなった一冊です。

同書の刊行を記念して、トークイベントを開催します。ゲストは、中森明菜「少女A」、チェッカーズ「涙のリクエスト」「ジュリアに傷心」、ラッツ&スター「め組のひと」、郷ひろみ「2億4千万の瞳」、荻野目洋子「六本木純情派」、矢沢永吉「Somebody’s Night」、坂本龍一「美貌の青空」など、数々のヒット曲を手がけた、作詞家の売野雅勇さん。

当日は、リスナー側に立った若杉さんと、第一線の現場に立つ作詞家・売野さんとの楽曲解釈の相違、相似を鮮明にしながら、昨今の昭和歌謡リバイバルとも違った切り口のもと、マイナー路線に逃げることなく、王道に潜む“裏口”を探していきます。

また、同郷人同士ならではの共通したバックボーン、知られざる話題も飛び出す可能性も!? ご期待くださいませ!

【出演者プロフィール】
若杉実(わかすぎ・みのる)
音楽ジャーナリスト。栃木県足利市出身。雑誌、書籍への寄稿をはじめCDのライナーノーツなどを執筆。CD、DVD企画も手がけ、これまでに200タイトル以上を送り出す。RADIO-i(愛知国際放送)やShibuya-FMなどラジオ番組のパーソナリティも担当していた。著書に『渋谷系』『東京レコ屋ヒストリー』『裏ブルーノート』など。

売野雅勇(うりの・まさお)
昭和最後の大物作詞家。中森明菜の「少女A」を筆頭にチェッカーズ、近藤真彦、河合奈保子、シブがき隊、郷ひろみ、ラッツ&スターetc.、80年代歌謡曲黄金時代を支える。 90年代以降は坂本龍一、矢沢永吉、SMAP、森 進一など、多岐にわたって提供。同時に映画、演劇まで活動の場を広げている。2016年、作詞家活動35周年として自伝 『砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々』を発表。若杉さんとは同郷の栃木県足利市出身。

時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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