2015年4月21日(火)

『はじめての福島学』トークイベント 開沼博さん×古市憲寿さん

「福島難しい・面倒くさい」人のための福島学入門
福島第一原発事故から5年目に入った今も、メディアでは「福島」と言うと放射線の問題ばかりに焦点が当てられますが、いま現実の福島はどうなっているのか、そして、いま福島の何を考えるべきなのか? また福島を通して浮かび上がる、日本が抱える問題とは?
今回、ゲストに社会学者の古市憲寿さんを招き、「”福島難しい・面倒くさい”人のための福島学入門」というテーマで、開沼博さんの『はじめての福島学』刊行記念トークイベントを行います。10万部を突破した『だから日本はズレている』で、日本社会にひそむ様々なズレを考察した古市さんにとって、福島をめぐる議論で気になる「ズレ」は何でしょうか?
ともに上野千鶴子さんを師匠に持つ同世代の社会学者同士、3・11および福島をめぐり遠慮のない、率直な議論が期待されます。いま注目の若手論客同士がぶつかり合う貴重な機会を、お楽しみに。
日時:2015年4月21日(火) 19:00~20:30 (開場 18:30)
場所:新宿本店 8階イベントスペース
定員:50名 (定員に達し次第、受付終了させていただきます)
参加費: 1000円 (当日、会場入口にてお支払いただきます)
ご予約方法: 新宿本店 3階レジカウンター もしくは、3階直通お電話にて 03-3354-5703

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開沼博(かいぬま・ひろし)
1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府博士課程在籍。専攻は社会学。
現在、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。
著書に『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)、『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)、『漂白される社会』(ダイヤモンド社)がある。共著に『「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店)、『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(青土社)、『闘う市長―被災地から見えたこの国の真実』(徳間書店)、『1984 フクシマに生まれて』(講談社文庫)など多数。

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古市憲寿(ふるいち ・のりとし)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。専攻は社会学。内閣府国家戦略室「フロンティア分科会」部会委員、「経済財政動向等についての集中点検会合」委員、内閣官房行政改革推進本部事務局「国・行政のあり方に関する懇談会」メンバー、「クールジャパン推進会議」委員などを務める。日本学術振興会「育志賞」受賞。若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)、世界の戦争博物館を巡り戦争と記憶の関係について考察した『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)などで注目される。『だから日本はズレている』(新潮新書)は10万部を突破。

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