2015年8月4日(火)

『プロフェッショナルの料理写真』対談 長野陽一さん(写真家)×沖本尚志さん(編集者)

2015年8月4日(火) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

玄光社ムック『プロフェッショナルの料理写真』の刊行を記念して、写真家の長野陽一氏と編集者の沖本尚志氏によるトークイベントを行います。

『プロフェッショナルの料理写真』は、現代写真の視点で料理写真を見直した新しいタイプの写真雑誌です。料理写真というジャンルは料理レシピ本の解説図版として古くからありますが、スマートフォンやSNSの普及によって新たな局面を迎えています。いまや料理写真は、われわれの社会のなかで最も多く撮られ、公開され、目にする写真になっています。

同誌ではまずプロが広告やエディトリアルで撮った料理写真を例に、その表現の裏側にある技術力や考え方をひもといていきます。プロとアマチュアの料理写真はどこが違うかだけでなく、デジタル機材になって料理写真はどう変わったのか、料理写真を撮り続けている人にとって料理写真における決定的瞬間のあり方とは何かとかなどさまざまなステイトメントを含んだ内容を情報として収録しています。

長野陽一氏は、日本の離島の島々に住む人々を撮った作品を制作する写真作家である一方、『クウネル』(マガジンハウス)などのライフスタイル雑誌で料理の写真を撮る料理写真家でもあります。2014年には、『クウネル』等で発表した料理写真を集めた『美味しいポートレイト』(HeHe)を出版しました。

今回のイベントでは、長野陽一氏と同誌を企画・編集した沖本尚志氏が、現代写真の視点で料理写真を語り合います。写真作家が見る・撮る料理写真とは何か、料理家のつくる料理は写真作家からはどう見えるのか。これまで写真作品と写真家の雑誌をつくっていた沖本氏はなぜ、料理写真の写真雑誌をつくるに至ったのかなど、料理と写真の間にあるこれまで見えてこなかった深い関係を解き明かします。

【参加方法】
下記、対象商品をご予約ご購入でイベントにご参加いただけます。
店頭受付予約:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートカウンター
電話予約:03-3770-2525(朝7:00~深夜2:00)

【対象商品】
・『プロフェッショナルの料理写真』のご購入 (税込2160円)
もしくは
・イベント参加券のご購入 (税込1000円)

【定員】
70名

【ご注意事項】
イベント開場は19:15頃を予定しております。お席はお越しいただいた方から順にご案内致します。

【プロフィール】
長野陽一(写真家)
1968年、福岡県生まれ。1998年、沖縄・奄美諸島の島々に住む10代のポートレイト作品「シマノホホエミ」を発表。以後、全国の離島を撮り続ける。写真集に『シマノホホエミ』(情報センター出版局、2001年)、『島々』(リトルモア、2004年)、改訂版『シマノホホエミ』(フォイル、2008年)、『BREATHLESS』(フォイル、2012年)ほか。料理写真の作品集に『長野陽一の美味しいポートレイト』(2014年、HeHe)がある。『クウネル』(マガジンハウス)や『dancyu』(プレジデント社)など雑誌、広告、CM、映画などで活動中。

沖本尚志(編集者)
1966年、東京生まれ。産業系新聞社記者を経て編集者に。デザイン情報誌の編集を経て、2005年に写真雑誌『PHOTO GRAPHICA』(MdNコーポレーション)を創刊。2011年、フリーに。『写真画報』『料理写真大全』(玄光社)などの写真雑誌の企画と編集のほか、石内都『絹の夢』(青幻舎)、野村恵子『Soul Blue』(Silver Books)など写真集の編集も手がける。

オンラインストアでの受付は2015/8/2(日)午前9時の受注分までとさせていただきます。

開催概要

会期:
2015年8月4日(火)
会場:
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:
19:30~21:00
主催:
代官山 蔦屋書店
協力:
玄光社
お問い合わせ:
03-3770-2525

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