2015年7月21日(火)

『日本軍「慰安婦」問題の核心』トークイベント 林博史先生×有馬理恵さん×コーディネーター永山聡子さん

・『日本軍「慰安婦」問題の核心』の刊行を記念して
著者・林博史先生と劇団俳優座所属の舞台女優有馬理恵さんの二人を軸にトークイベントを開催いたします。

戦後70年。この節目の年に改めて慰安婦問題を巡る現在の状況、世界からの関心、そして河野談話以降の資料の重要性など。
新たに見えてくる本質を議論する濃密な時間。
この問題の解決が未来へ不可欠であることを再確認する、極めて貴重な一夜になることは間違いありません。
さらには、有馬理恵さんの一人芝居も上演いたします。

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・演者プロフィール

林 博史(はやし ひろふみ)
1955年、兵庫県神戸市生まれ。1985年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。
現在、関東学院大学経済学部教授、日本の戦争責任資料センター研究事務局長。専攻は現代史、軍隊・戦争論。
主な著書に『暴力と差別としての米軍基地』(かもがわ出版)、『沖縄戦と民衆』(大月書店)、
『沖縄戦 強制された「集団自決」』(吉川弘文館)、『戦犯裁判の研究』(勉誠出版)、
『戦後平和主義を問い直す』(かもがわ出版)、『シンガポール華僑粛清』(高文研)、
『BC級戦犯裁判』(岩波書店)、『裁かれた戦争犯罪』(岩波書店)、
『「慰安婦」・強制・性奴隷: あなたの疑問に答えます』(御茶の水書房)等多数。

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有馬理恵(ありま りえ)

和歌山県生まれ。劇団俳優座所属・女優。NGO日本平和委員会代表理事。
高校時代に衝撃を受けた「釈迦内柩唄」(水上勉作、浅利香津代主演)の主役がライフワーク、その数は500ステージにのぼる。
「憲法ミュージカル」や俳優座公演「戦争とは…」で日本軍「慰安婦」とされた被害女性を演じ、ひとり芝居や朗読でその叫びを伝え、各地で反響を呼んでいます。
2013年日本新劇俳優協会「詩と朗読 Mini Festival」で「慰安婦」被害女性の叫びを上演し、グランプリ受賞。
2012年米国ルイビル国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品、映画「円空・今に生きる」で、円空の母を演じる。
2003年文化庁新進芸術家国内研修生。
舞台、TV、講演、執筆、演技指導、様々なボランティア活動にも携わっています。
9歳の息子の母。

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永山聡子(ながやまさとこ)
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員、YOSHIMI裁判いっしょにアクション!事務局。専攻は社会学・ジェンダー研究。主な著作は「東アジアの「生殖」を多角的に考える」(共著)『国際ジェンダー学会誌』国際ジェンダー学会,通巻12号,2014.「『慰安婦』問題と日本社会・メディア~朝日新聞問題を通して考える」『バウラック通信』「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター,7号,2015. 「国立市における日本軍「慰安婦」制度の展示実践」『月刊社会教育』(国土社)NO.717,2015.など.

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開催日時:2015年7月21日(火) 19時~(開場18時30分)

開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール

参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(
shoten@tokyodo-web.co.jp
)にて、「林さん有馬さんトークイベント参加希望」とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。

※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

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