2017年12月10日(日)

武富健治 × 紐野義貴「創作者が『限界』を超える方法」 漫画『火花』(小学館)完結&単行本発売記念

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第153回芥川賞受賞作『火花』。作者の又吉直樹さんの描いた、ふたりの不器用な芸人の物語は、ドラマや映画(現在公開中)など、さまざまな分野に広がっています。

そして、昨年11月には小学館発行の漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で『火花』の“漫画”が連載開始。作者は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、映像化もされた漫画『鈴木先生』を描いた武富健治さん。漫画『火花』は、生粋の武富作品ファンである又吉直樹さんのラブコールによって実現した作品です。

今回は漫画『火花』の約1年にわたる連載の完結、単行本発売を記念して、武富健治さんをB&Bにお招きします。

前半では、漫画『火花』の誕生秘話や、原作者である又吉さんとのやりとりなど、創作秘話について。

後半では、創作者として活躍し続けるための心構えや、苦悩、それを克服する方法など「創作論」について語っていただきます。さらに創作者や漫画家志望者のための相談会も実施。

『火花』のファンはもちろん、武富作品に魅せられた読者、創作について学びたい方々にとって必見のイベント。終了後は武富健治さんのサイン会もあります。

どうぞふるってご参加ください。

▼武富健治先生のコメント
『火花』の漫画化は、普通にやったら「映画化合わせの人気小説のコミカライズ」というありきたりなものにもなり得る企画でしたが、その枠の中で、自分にとっても、また漫画界、あるいは漫画にとどまらず創作の世界にとって、有意義な作品にしたいと思い、かなり意識的に取り組みました。結果としては意識していた以上に、よいものに仕上がったと思います。

又吉さんとの巻末対談でも語りきれなかったもろもろについて、漫画のこれからの可能性などにつながる開いた切り口でお話出来ればと思っています。質問コーナーも多く時間を割きたいと思います。

表現の世界に興味のある方、ぜひ!

【出演者プロフィール】
武富健治(たけとみ・けんじ)
漫画家。佐賀県生まれ。97年に『屋根の上の魔女』で漫画家デビュー。2006年より連載開始された『鈴木先生』(双葉者)が話題となり、ドラマ化・映画化。07年、同作で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。漫画誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載の『ルームメイト』(原作/今邑彩)、『漫画訳 雨月物語』(原作/上田秋成/PHP研究所)など、原作付き作品も広く手がける。現在、オリジナル新作を準備中。

紐野義貴(ひもの・よしたか)
ライター・イベンター。1987年石川県金沢市出身。2015年にフリーライターに。 媒体&テーマ問わず、節操なく活動中。漫画『火花』でいちばん好きなシーンは、第8話の神谷の恋人・真樹の変顔(150P)。

時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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