2018年3月11日(日)

木内達朗 × 及川賢治(100% ORANGE)トークイベント「本における絵の価値ってどれほどなんですかね? を考え、語る1時間半」 絵本『いきもの特急カール』(岩崎書店)刊行記念

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本における絵の価値について考え、語る
トークイベント

構想から2年という歳月を経て、2018年1月刊行となった絵本『いきもの特急カール』は、世界的イラストレーター木内達朗さんよる21世紀型新感覚機関車絵本!

この絵本は、壮大なテーマと雷が恐い犬という極大と極小のコントラストを作り出すことによって、この世界はマヌケでありそれこそがこの世界の良さであるということを表現した絵本です。

木内さんは、絵のスペシャリストではありますが、絵本の専門家というわけではありません。そんな木内さんが、絵のスペシャリストとして「本における絵の価値」というものをとことんまで考え尽くし、できあがったのがこの絵本『いきもの特急カール』です。つまり、この絵本には絵のスペシャリストである木内さんが考える「本における絵の価値」というものの一つの回答が、ぎりぎりまで示されています。それは果たして、どのようなものなのか?

そんなテーマについて、同じくイラストレーターとして100%ORANGE作品の絵本における絵を担当されている及川賢治さんと、1時間半、可能な限り語り合います。

及川賢治さんは、竹内繭子さんとの2人組ユニット「100%ORANGE」において、たくさんの絵本・イラストを手掛ける人気作家でいらっしゃいます。

及川さんは、木内達朗さんのご指名で「この人とだったら絵本について、あるいは絵について、同じような問題意識をお持ちなのではないか。つまり面白い話ができるのではないか」ということから、今回特別にお迎えさせていただくこととなりました。

お二人の間で、果たしてどんなお話が飛び出すのか?

この日、絵本の新しい価値観が提示されるかもしれません。

司会は、『いきもの特急カール』を刊行した出版社・岩崎書店の社長である岩崎夏海がつとめさせていただきます。

【プロフィール】
木内達朗(きうちたつろう)
1966年、東京都生まれ。
国際基督教大学教養学部生物科卒業後、渡米。Art Center College of Design卒業。
イギリスRoyal Mailのクリスマス切手、ニューヨーク・タイムズのイラストレーション、ペンギン・ブックスの書籍装画など国際的に活動。ボローニャ国際絵本原画展、アメリカン・イラストレーション年鑑等入選。2005年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。

及川賢治(100% ORANGE)(おいかわけんじ)
イラストレーター。 100% ORANGEは及川賢治と竹内繭子の2人組。
東京都在住。
イラストレーション、絵本、漫画、アニメーションなどを制作している。

日程 / 2018年3月11日 (日)
時間 / 14:00~15:30 開場13:30~
料金 / 1080円
定員 / 100名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00

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