2018年5月23日(水)

河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義 作家と楽しむ古典 第23回『小林一茶』 講師:長谷川櫂

【ジュンク堂書店 池袋本店】
開催日時:2018年05月23日(水) 19:00~

2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
2016年1月の第Ⅱ期(全12巻)刊行開始を機に始まった、好評既刊の古典新訳を少人数でじっくりと読み解く連続講義。延べ700名以上の方にご参加いただき、ご好評いただいております。 新訳をてがけた作家に、古典作品と新訳について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第23回の講師は、第12巻『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』収録の「小林一茶」を選定された長谷川櫂さんです。
12巻は、俳句・俳諧の魅力が詰まった格好の入門書。松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶という3人の巨匠の魅力的な句を、松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂という読み巧者が今の視点で読み解き、丸谷才一・大岡信を中心にした「とくとく歌仙」も合わせて、俳諧世界の奥行きも味わえる1冊です。
長谷川さんは、これまで子ども向けの俳句、ひねくれ者の俳句として侮られてきた一茶の俳句を、正当に評価し、俳句の歴史を一新することを目指して「新しい一茶」百句を選び評釈をされました。どのように選定に取り組まれたのか、本イベントでたっぷりと語っていただきます。

☆当日、長谷川さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』松浦寿輝選・訳/辻原登選/長谷川櫂選/丸谷才一/大岡信/高橋治/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)

☆ご参加の方から、事前に「小林一茶」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。

【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「5/23イベント参加」の旨をご明記ください。

【講師紹介】
長谷川櫂●プロフィール
一九五四年熊本生まれ。俳人。
著書に『俳句の宇宙』(サントリー学芸賞)、句集『虚空』(読売文学賞)、『古池に蛙は飛びこんだか』、句集『沖縄』、『芭蕉の風雅 あるいは虚と実について』、『四季のうた 微笑む宇宙』などがある。

★今後の「作家と楽しむ古典」連続講義の予定です。ご予約はイベントの約1ヶ月前より承ります。

第24回「近現代詩歌」 講師:穂村弘
※2018年5月22日頃よりご予約承ります。
日時:2018年 6月 14日(木) 19:00~

穂村弘●プロフィール
一九六二年北海道生まれ。歌人。
二〇〇八年『短歌の友人』で伊藤整文学賞、「楽しい一日」で短歌研究賞受賞。
著書に歌集『シンジケート』『ドライ ドライ アイス』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、ほか『世界音痴』『絶叫委員会』『ぼくの短歌ノート』など。

第25回「近現代詩歌」 講師:小澤實
※2018年6月30日頃よりご予約承ります。
日時:2018年 7月 31日(木) 19:00~

小澤實●プロフィール
一九五六年長野県生まれ。俳人。
二〇〇〇年「澤」を創刊・主宰。〇六年『瞬間』により読売文学賞詩歌俳句賞、〇八年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論家賞受賞。
著書に句集『砧』『立像』『小澤實集』、ほか『万太郎の一句』など。

以降も続々開催予定。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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