2020年7月4日(土)

武田鉄平 × 宮島達男トーク「見えるものと見えないもの」 武田鉄平新作ポスター発売記念トーク&サイン会


2019年の東京での初個展で一気に注目を集めた、「描くを、描く」をテーマに独自の手法で抽象的な人物像を手がける遅咲きの新人画家、武田鉄平。
個展初日で全作品完売し、作品は三年待ちの状況ながら予約希望者があとを断たない。
アートバーゼル香港オンラインビューイングの公式メールレターにも作品が掲載され国際的な注目を集める彼の絵画作品のポスターは複数の著名人が自室を紹介するインスタ等にもあげられ話題となり、また『BRUTUS』『Casa BRUTUS』などでの掲載によって国内外でアート関係者にも衝撃を持って受け止められています。
また彼のポスターは、ネットのオークションで高額で取引される事態になっています。
このたび、武田鉄平の新作ポスターの発売を記念して、日本を代表するアーティストの宮島達男とのトークイベントを開催する運びになりました。
描くこと、制作すること、見えるものと見えないものを表現するために二人の制作プロセス、また現代アートにおける絵画の可能性について語り合います。

※新型コロナウィルスの対策として、ソーシャルディスタンスの保った席の配置を調整させていただきます。また、参加者の皆さんには、入館時の手指のアルコール消毒とマスク着用・自宅を出る前に体温測定にご協力お願いいたします。

また、武田鉄平の絵画作品の新ポスターを2種類(各種限定100枚)販売します。
ポスターは原寸の絵と同じサイズ(91.0×72.7cm)。
前回発売したポスターよりもさらに高品質の紙で、前回のポスターや作品集と同じ、京都のサンエムカラーによる高精細な印刷になります。

<枚数>
各種ポスター限定100枚。合計200枚のみ。
書店での販売は、当店のみ。当日のイベントにて各種限定50枚を先行発売します。

<値段>
ポスター1枚=15,000円
ポスター2枚+作品集の3点セット=30,000円(※通常価格は合計35,000円。3点セットは青山ブックセンター限定)

【プロフィール】
武田鉄平(たけだ・てっぺい)
1978年山形県山形市生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
2005年に山形に帰郷し、東北芸術工科大学にて樹脂、木工を勉強。
2013年より現在のコンセプトで絵画制作を開始し、個展「絵画と絵画、その絵画とその絵画」(KUGURU、山形市、2016年)をきっかけに、作品が知られるようになる。
2019年に東京初個展「Paintings of Painting」(MAHO KUBOTA GALLERY)が開催。
同年、ファビアン・バロンのデザインで、作品集『PAINTINGS OF PAINTING』(ユナイテッドヴァガボンズ)が刊行された。

宮島達男(みやじま・たつお)
1957年東京生まれ。1986年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
2006-2016年 東北芸術工科大学副学長。2012-2016年京都造形芸術大学副学長。
1980年代半ばから1から9までの数字によるLEDのデジタルカウンターを使用した作品を発表し国際的な評価を得る。
1988年にヴェネチア・ビエンナーレのアペルト部門への参加を皮切りに、国内外での重要な現代美術展に多数参加。
代表作に「メガ・デス」など。東日本大震災後には犠牲者への鎮魂と復興を願い、作品「時の海-東北」の計画を推進。
宮島の作品は「それは変わりつづける」、「それはあらゆるものと関係を結ぶ」、「それは永遠に続く」という3つのコンセプトに基づいたデジタルカウンター(L.E.D.)に代表され、それぞれの数字が異なる速度で明滅し、0(ゼロ)を示さないことによって、時間や人間のライフサイクルの連続性、永遠性、関係性を示唆する。
今年開催予定の森美術館「STARS:現代美術のスターたち——日本から世界へ」にも日本を代表するアーティストの一人として選ばれている。

日程 / 2020年7月4日 (土)
時間 / 14:00~16:00
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 60名様
会場 / 本店 大教室

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