2015年9月30日(水)

白水社創立百周年記念/マルグリット・ユルスナール自伝的三部作『世界の迷路』堀江敏幸さんトーク&サイン会

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年09月30日(水)19:00 ~

白水社創立百周年記念/マルグリット・ユルスナール自伝的三部作〈世界の迷路〉完結記念
堀江敏幸さんトーク&サイン会

■開催日時:2015年9月30日(水)18:30開場 19:00開演
■場所:7階喫茶コーナーにて。入場料1000円(ワンドリンク含)
■定員:40

■受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。

『ハドリアヌス帝の回想』『黒の過程』『東方綺譚』などで知られる、ベルギー出身のフランスの作家マルグリット・ユルスナール。
パリの文壇とは無縁に北米の島でひっそりと暮らしていた著者が、晩年の実に20年を費やして執筆した自伝的三部作〈世界の迷路〉は、それぞれ〈母〉〈父〉〈私〉をめぐる壮大な物語であり、まさに作家のライフワークとなった。
遺作となった最終巻『なにが? 永遠が』の翻訳刊行により、ここに三部作が完結をみた。
これを記念し、訳者で作家の堀江敏幸氏に、ユルスナールの作品世界について大いに語っていただく。
ユルスナールとの長きに渡る「即かず離れずの関係」(『書かれる手』あとがき)は、今回の翻訳作業でどう変わったのか。

【講演者紹介】
堀江敏幸(ほりえ・としゆき)
1964年生まれ。
作家、フランス文学者。早稲田大学文学学術院教授。

著書に『郊外へ』『おぱらばん』『書かれる手』『熊の敷石』
『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『正弦曲線』『なずな』『仰向けの言葉』など。
訳書にエルヴェ・ギベール『赤い帽子の男』『幻のイマージュ』、ミシェル・リオ『踏みはずし』、
パトリック・モディアノ『八月の日曜日』、フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』など。

『ユルスナール・セレクション』全6巻のすべてに巻末エッセイを執筆。
文学論集『書かれる手』には卒論が元となったユルスナール論、
また須賀敦子『ユルスナールの靴』についての論考が収録されている。

お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111

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