2020年9月22日(火)

早助よう子 × 柴田元幸トークイベント「この人はなぜこういうものを書くんだろう?」 『恋する少年十字軍』(河出書房新社)刊行記念


早助よう子さんは、2011年に雑誌「monky business」でデビューした後、2019年に私家版として刊行した短篇集『ジョン』が全国の本読みの書店員さんに注目され、知る人ぞ知る「まったく新しい小説家」として読者から熱烈に支持されました。

そして2020年9月、早助さんの最新作『恋する少年十字軍』が河出書房新社より刊行されます。
その刊行を記念して、雑誌「MONKEY」の編集長をつとめる翻訳家の柴田元幸さんをお招きし、トークイベントを開催します。

柴田さんは本書刊行にあたって、「『この人はなぜこういうものを書くんだろう』という問いはたいていの場合不満の産物だが、この人の場合は純粋に、積極的に、なぜかそういう問いが湧いてくるのである。」という言葉を寄せてくださいました。
ときにアメリカ文学の幾人かの作風を連想させながら、しかしそのいずれとも異なる不思議な魅力を放つ早助作品はどのようにして生まれてきたのか? 
「翻訳文学には足をむけて寝られません」と語る早助さんの創作の秘密を巡って、お二人が縦横無尽にお話しいたします。
早助さんによる自作朗読もあり! ぜひご参加ください。

※サイン会の開催は行いません。ご了承ください。

【プロフィール】
早助よう子(はやすけ・ようこ)
1982年生まれ。
2011年、「ジョン」(「Monkey business」vol.12, winter)でデビュー。
著書に『ジョン』(私家版、2017年)がある。

柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年生まれ。翻訳家。
文芸誌『MONKEY』編集長。
『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』(T・ピンチョン)で日本翻訳文化賞を受賞。
2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。
訳書に『ホームラン』、『私たち異者は』(ともにS・ミルハウザー)、『路地裏の子供たち』(S・ダイベック)ほか、著書に『ケンブリッジ・サーカス』ほか多数。

日程 / 2020年9月22日 (火)
時間 / 14:00〜15:30 開場 13:30〜
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 60名様
会場 / 本店 大教室

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