2020年9月5日(土)

長島有里枝 × カナイフユキ「Personal is political ――わからない”わたし”を探す表現」 『Self-Portraits』(Dashwood Books)刊行記念

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※本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、リアルタイム配信のみの開催となります。当日ご来店いただいてもイベントをご観覧いただくことはできません。
※本イベントは生配信のみでの開催ですので、録画でご視聴いただくこともできませんのでご注意ください。

長島有里枝さんの活動初期から近年に至るまでのセルフポートレート作品を時系列に収録してまとめた作品集『Self-Portraits』がアメリカ・NYの出版社 DASHWOOD BOOKSより刊行となりました。

巻頭に収録された、アパーチャーファウンデーションのクリエイティブダイレクター、レスリー・A・マーティン(Lesley A. Martin)との対談で長島さんは、特に初期の作品を指して、自らを被写体としてヌードグラビアや写真集のパロディーを撮ることは「わたしにとっては、女性の身体に向けられる男性社会からの視線がどのようなものであるかに言及するための方法」なのだともいいます。「ヘアヌード写真ブームがとにかく許せなくて、動機がなんであれ、男の目的のために女が消費されるなんてあり得ない」という長島さんは、”自分の身体は自分のもの” だという主張あるいは主体としての女性のありかたを、独自の表現でわたしたちに問いかけます。

本書の刊行を記念して、イラストレーター・コミック作家として活動されている、カナイフユキさんをゲストにお招きし、オンライントークイベントを開催いたします。パーソナルな視点で社会的かつ政治的な作品を制作するという共通点をお持ちのお二人に、自分を作品にすることの意義や効果、今後の制作の展望などについて、お話しいただきます。

【プロフィール】
長島有里枝(ながしま・ゆりえ)
1993年、武蔵野美術大学在学中に「アーバナート#2」でパルコ賞を受賞し、デビュー。
1999年カリフォルニア芸術大学でMFA修了後帰国し『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。
2000年代には執筆活動も始め、2010年に『背中の記憶』で第26回講談社エッセイ賞受賞。
早稲田大学、東京大学などで写真を教えながら、ジャンルの枠を超えた表現活動を行なっている。
近著に『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトヘ』(大福書林)がある。
本年、第36回写真の町東川賞国内作家賞を受賞した。

カナイフユキ(かない・ふゆき)
イラストレーター、コミック作家として活動しつつ、エッセイなどのテキスト作品や、それらをまとめたジン(zine, 個人 出版物)の創作を行う。
『ヒロインズ』(C.I.P.Books)のインパクトある装画でも話題を呼ぶ。
作品集『LONG WAY HOME』(SUNNY BOY BOOKS)が発売中。

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[書籍つきチケットのご案内]
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配信イベントのため、店頭で書籍をご購入いただけないかたに、
書籍通販つきのチケットも販売いたします。
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B=『Self-Portraits』サイン入+特典冊子付
C,D=『Self-Portraits』(サインなし)

※すべてクリックポストで発送いたします。
※送料は配信チケット費に含まれています。
※書籍の発送は8月頭より、順次行います。

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イベント準備の状況によってはイベント開始直後となる可能性もございますので、
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時間 _ 19:00~21:00 (18:45ごろ配信画面を準備します)
▼入場料
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