10月3日に公開される『顔のないヒトラーたち』。
1950年代後半、嘘と沈黙により、ドイツではアウシュヴィッツは過去のものとして忘れ去られようとしていた……しかし、勇気ある検事らによって、アウシュヴィッツでの罪が明らかとなり、1963年ドイツの歴史認識を大きく変えたアウシュヴィッツ裁判の初公判が開かれたー。
『顔のないヒトラーたち』は、そのアウシュヴィッツ裁判までの苦闘を描いた、実話を基にした作品です。
この映画の公開を記念して、戦後ドイツ史を研究している佐藤健生教授、ジャーナリストの佐々木俊尚さんを迎え、本作の魅力と日独の歴史認識の差について語っていただきます。
戦後70年の今年、あらためて戦争を考えさせてくれる映画です。
みなさまのご参加お待ちしております!!
【出演者プロフィール】
佐藤健生(さとう・たけお)
拓殖大学教授。1947年兵庫県生まれ。専攻はドイツ現代史、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。拓殖大学教授。長年にわたりドイツの「過去の克服」について、とりわけ戦後補償について研究。共編著に『過ぎ去らぬ過去との取り組み 日本とドイツ』(岩波書店、2011年)、「戦後処理の日独比較」(望田幸男編著『近代日本とドイツ』ミネルヴァ書房,2007年)など。
佐々木俊尚(ささき・としなお)
ジャーナリスト。1961年兵庫県生まれ。毎日新聞社、アスキーを経て、フリージャーナリストとして活躍。公式サイトでメールマガジン配信中。著書に『21世紀の自由論』『レイヤー化する世界』(いずれもNHK出版新書)、『キュレーションの時代』(ちくま新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)など。
公式サイト http://www.pressa.jp/
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出演 _
佐藤健生(拓殖大学教授)
佐々木俊尚(ジャーナリスト)
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時間 _
20:00~22:00 (19:30開場)
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場所 _
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F -
入場料 _
1500yen + 1 drink order