2015年9月28日(月)

清野由美さん×中原一歩さん×浜田敬子さん×AERA読書部「『現代の肖像』のつくりかた 人の魅力を伝える書き方の極意」

AERA編集部の本好きで結成したAERA読書部。今回は、1988年のAERA創刊時から続く人物ノンフィクションの名物連載「現代の肖像」にスポットを当てたイベントを開催します。
雑誌休刊などで、危機も囁かれるノンフィクション。しかしウェブ媒体での新たな試みや映像メディアとのコラボレーションなど、現場でのさまざまな可能性の探究は続いています。
「現代の肖像」は、毎週各界で活躍の人物にスポットを当てた人物ノンフィクション。これまでに1000人以上の方々にご登場いただきました。
複数回にわたるロングインタビュー、周辺取材、写真撮影と、毎週5ページのコーナーを、3カ月から、長いものでは1年にもわたる取材の結果、作りこんでいきます。
「肖像」では写真にも大きく時間を割いており、ライター、フォトグラファー、そしてエディターという3者の視点から一人の人物、そしてその人物の背後に見える「現代」にアプローチしていきます。オーソドックスな手法ですが、1000人いれば1000通りの「肖像」になるのが面白いところ。
今回のイベントでは、過去の「現代の肖像」傑作選をご紹介するほか、扉写真の名作紹介、そして「肖像」ライターのお二人とAERA編集長・浜田敬子が取材の舞台裏や実際の執筆の極意を語りつくします。

【出演者プロフィール】
清野由美(きよの・ゆみ)
1960年、東京都生まれ。ジャーナリスト。著書に『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』(隈研吾との共著、集英社新書)、『住む場所を選べば、生き方が変わる』(講談社)ほか。「現代の肖像」では、「作家・桐野夏生」「株式会社サムライ マネージャー・佐藤悦子」「文筆家、COW BOOKS代表、「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎」「コラムニスト・マツコ・デラックス」「精神科医・香山リカ」「建築家・妹島和世」「作詞家、放送作家、音楽プロデューサー・秋元康」「漫画家・ヤマザキマリ」「三越伊勢丹ホールディングス社長・大西洋」「シンガー・ソングライター・大貫妙子」など43本を執筆。

中原一歩(なかはら・いっぽ)
1977年、佐賀県生まれ。ノンフィクションライター。著書に『奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」』(朝日新書)、『最後の職人 池波正太郎が愛した近藤文夫』(講談社)ほか。「現代の肖像」では、「株式会社喜代村代表取締役社長・木村清」「女優、写真家・松田美由紀」「ジャーナリスト・堀潤」「エイドワーカー・高遠菜穂子」「女優・二階堂ふみ」など6本を執筆。

浜田敬子(はまだ・けいこ)
AERA編集長。1989年朝日新聞社入社。前橋、仙台支局を経て1993年から週刊朝日編集部。99年からAERA編集部に移り、13年に同編集長代理、14年4月から現職。

  • 出演 _

    清野由美(ジャーナリスト)
    中原一歩(ノンフィクションライター)
    浜田敬子(AERA編集長)
    AERA読書部

  • 時間 _

    20:00~22:00 (19:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

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