2020年9月21日(月)

相澤冬樹さんトークイベント「《真実に迫る》森友取材で考えたこと」 『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(文藝春秋)刊行記念

【ジュンク堂 難波店】
『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』(日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)連名受賞決定!)刊行記念

夫はなぜ死に追い込まれたのでしょうか? その真実が知りたい。
その一念で妻は夫が死の間際に遺した「手記」を公表し、巨大組織を相手の裁判に踏み切りました。
世に言う森友事件の公文書改ざんを巡る裁判です。
でも、森友事件って何でしょう? 以外にその実相は知られていません。
一体何が問題なんでしょう? 「こんなこと問題じゃない」「もう終わった話」と言う人がいるのはなぜなんでしょう?
この事件は3年前、財務省近畿財務局による森友学園への国有地の巨額値引きが発覚したことが発端でした。
そこから公文書の改ざん、改ざんに関わらされた職員の自死、と事件が続きますが、背景があいまいなまま世の中から忘れられようとしていました。
そこに一石を投じたのが、亡くなった赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんです。
今年3月、改ざんをめぐり国と佐川宣言元財務省理財局長を提訴。
同時に、夫が書き遺した「手記」を週刊文春で公表し、世間を驚かせました。
さらに、2年近く取材を続けている相澤冬樹記者と『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』という共著を7月に刊行。
日本ジャーナリスト会議は5日、赤木雅子さんと相澤記者に連名で今年の日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)を贈ることを決めました。
今回のトークセッションでは、赤木さんについての週刊文春の記事を執筆し、共著も出した相澤冬樹記者が、手記公表と裁判に至る舞台裏、赤木雅子さんの思いやお人柄、森友事件の本質、一連の取材で考えたことや今後目指すものを語ります。
その他、取材のこぼれ話や記者の仕事のあり方なども交え、会場の皆さまのご質問にお答えします。

【プロフィール】
相澤冬樹(あいざわ・ふゆき)
1962年10月生まれ。
NHK記者時代、森友事件の発覚当初から取材に深く関わり、財務省の不正に迫るニュースを連発するも、取材のさなかに記者を外され、NHKを退職。
大阪日日新聞に転職し、週刊文春、日刊ゲンダイ、Yahoo!ニュース、ハーバー・ビジネス・オンラインなど様々な媒体で記事を発信中。
財務省の公文書改ざんを苦に命を絶った赤木俊夫さんの手記を妻の雅子さんに託され、週刊文春で記事を公表。
赤木雅子さんとの共著「私は真実が知りたい」刊行。
他に著書「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由(わけ)」

※お客様へのお願い:ご来場の際は、マスク着用をお願い申し上げます。また、
会場に、消毒用アルコール、手袋等を設置いたしますので、ご利用下さいませ。

■開催日時… 2020年09月21日(月) 16:00~18:00
■会場… 3階カウンター前特設会場。入場料無料(定員20名)
■受付… 3階カウンターにて。電話予約可(06-4396-4771)

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