2020年10月29日(木)

岸由二 × 柳瀬博一「アリの創るアリ塚、ヒトの創る都市――進化を促す生態系のしくみ」 『都市で進化する生物たち “ダーウィン”が街にやってくる』(草思社)刊行記念

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※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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オランダの生態学者でライデン大学教授のメノ・スヒルトハウゼンの新刊『都市で進化する生物たち “ダーウィン”が街にやってくる』が、8月に日本でも刊行されました。

「進化とは、手つかずの自然で、何千年もかけて起こるもの」、ではない!

そんな衝撃的な提言から始まる同書は、飛ばないタンポポの種、化学物質だらけの水で元気に泳ぐ魚、足が長くなったトカゲなど、私たちの身近でひそかに起こっている様々な進化の実態に迫り、生物たちにとっての都市のあり方を問い直す1冊です。

同書の刊行を記念して、トークイベントを開催いたします。

出演は、共同翻訳として名を連ねる、同じく生態学者で、リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』、エドワード・ウィルソン『人間の本性について』なども手がけた岸由二さん。

聞き手は岸さんの教え子でもあり、岸さんと共に三浦半島小網代の保全にも取り組む東京工業大学教授の柳瀬博一さん。
現場で長年取材者として活躍されてきた手腕で、都市と自然のあり方を変えてしまう“生物学の新常識”をわかりやすく解きほぐしていきます。

【出演者プロフィール】
岸由二(きし・ゆうじ)
NPO小網代野外活動調整会議 代表、慶應義塾大学名誉教授。
理学博士・進化生物学・生態学者。1947年生まれ。
横浜市立大学文理学部生物科卒業。東京都立大学理学部博士課程修了。
流域アプローチによる都市再生論を研究・実践。
鶴見川の流域保全をはじめ、全国の河川の流域保全の仕事を行う。
慶大助教授時代に小網代の自然を発見、教え子の柳瀬を巻き込み、小網代を保全して31年。
著書に『流域地図の作り方』(筑摩書房)『いのちあつまれ小網代』(木魂社)『利己的遺伝子の小革命』(八坂書房)、共訳書にリチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子」など。

柳瀬博一(やなせ・ひろいち)
東京工業大学メディア論教授。1964年静岡県生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒。1988年日経マグロウヒル社(現在の日経BP社)入社。
日経ビジネス編集部、新媒体開発などを経て、出版局で単行本編集。
日経ビジネスオンラインの連載立ち上げに関わったのち、日経ビジネス・日経ビジネスオンラインのプロデューサーとして企画広告を制作。
2018年4月より現職。
編集担当書籍に『小倉昌男 経営学』『矢沢永吉 アー・ユー・ハッピー?』『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』『日本美術応援団』『社長失格』『流行人類学クロニクル』『池上彰の教養のススメ』など多数。
共著書に『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』『「奇跡の自然」の守りかた』『混ぜる教育』。

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時間 _ 20:00~22:00
場所 _ リアルタイム配信
入場料 _ 【配信参加】1,650円(税込)

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