2020年12月15日(火)

藤原章生 × 高野秀行トークイベント「すべてをアフリカがおしえてくれた それにしても、彼の地になぜひかれるのか 」 『新版 絵はがきにされた少年』(柏艪舎)刊行記念


ジャーナリスト、藤原章生氏がこの秋、アフリカを舞台にした11の物語「絵はがきにされた少年」(開高健ノンフィクション賞)を15年ぶりに「新版」として出版しました。
コロナの時代。人も社会も国も、うちにこもりがちな閉じられた日々が続いています。
アメリカから世界に広がる反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(BLM)」からも明らかなように、人間の悪癖、差別は一向に収まらないどころか、トランプ氏の発言に見られるように、よりあからさまになりつつあります。
一方で、アフリカはなおも美しく、なぜ、こうも人を引きつけるのか。そして、その本当の姿を伝えることが、なぜこうも難しいのか。
アフリカが人生を変えたという二人の書き手が、その地を、現在、世界を語り合います。

※大事なお知らせ:手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。またマスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんので、ご注意ください。

【プロフィール】
藤原章生(ふじわら・あきお)
ジャーナリスト。1961年福島県いわき市生まれ、東京育ち。
毎日新聞記者として南アフリカ、メキシコ、イタリアに計14年半駐在。
滞在国は72カ国で、うち64カ国について執筆。
地誌、戦場、人物ルポルタージュ、時代論を得意とする。
本書で2005年、開高健ノンフィクション賞受賞。
主著に「ガルシア=マルケスに葬られた女」(2007年、集英社)、「ギリシャ危機の真実」(2010年、毎日新聞社)、「資本主義の『終わりの始まり』」(2012年、新潮選書)。
「湯川博士、原爆投下を知っていたのですか」(新潮社、2015年)。
「答のない話をやさしく面白く」がモットー。

高野秀行(たかの・ひでゆき)
1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。
『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞を受賞、第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。
主な著書に『アヘン王国潜入記』『イスラム飲酒紀行』『謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉』 『幻のアフリカ納豆を追え! そして現れた<サピエンス納豆>』など。

日程 / 2020年12月15日 (火)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 60名様
会場 / 本店 大教室

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