2020年11月19日(木)

松村裕子さん読書会 北欧スウェーデンの児童文学『サリー・ジョーンズの伝説』を読もう

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毎年11月にヨーロッパの著名な作品を一堂に紹介するヨーロッパ文芸フェスティバルが開催されます。
今年は11月20日~27日です。スウェーデンからは、ヤコブ・ヴェゲリウス氏による『サリー・ジョーンズの伝説』がオンラインイベントで紹介されます。
詳細はこちら
代官山 蔦屋書店では、文芸フェスティバルの前夜祭として東京聖徳学園准教授 松村裕子先生をお迎えして『サリー・ジョーンズの伝説』の読書会とスウェーデンの児童文学のご紹介のイベントを開催いたします。
本国スウェーデンで高く評価され、アウグスト賞(スウェーデン出版社協会主催の、その年国内で出版された最も優れた作品に贈られる賞)受賞作です。

アフリカ、コンゴのジャングルに生まれたゴリラの女の子。
密猟者に捕獲されてから、運命に翻弄されながら数奇な人生を辿ります。
とても丁寧に描かれた独特なイラストが印象的ですが、ストーリーには、冒険、愛情、裏切り、孤独、挫折、友情など人間の本質を考える様々な出来事が織りなされています。
読者はため息をつきながらも物語の展開に目が離せなくなります。

こんな面白い絵本があるなんて!
読んだ人はいろいろな感想や疑問を抱かれると思います。もやもやする人もいるかもしれません。
スウェーデンではこういう絵本は珍しくないの?などなど、意見交換をすることでぜひ新たな発見や感じ方に触発される時間をお過ごしください。

読書会終了後、松村先生にスウェーデン児童文学作品の魅力や作品のご紹介をしていただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

【参加条件】
イベントへの参加は無料ですが、ご予約が必要です。

【お申込み方法】
・スウェーデン大使館イベント参加応募フォーム
▶ お申込みはこちら
受付締め切り: 2020年11月19日15:00まで
※定員になり次第受付終了です。

– 代官山 蔦屋書店内でのイベント参加につきまして –
▼会場内での感染予防対策
・お客様用の手指消毒液を各入り口に設置しております。
・ソーシャルディスタンスを保った座席配置を致します。

▼スタッフの感染予防対策
・出店前の検温/確認
・体調不良時/発熱時の出店出勤の停止
・手指の定期的な消毒の徹底
・マスク着用の徹底及び咳エチケットの励行

▼お客様へのお願い
・ウイルス感染の可能性のある方/体調のすぐれない方はご来場をお控え下さい。
・ご来場時のマスク着用/手指の消毒は必須とさせて頂きます。
・咳エチケットの励行にご協力をお願い致します。
・厚労省が推奨する新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのダウンロードをお願い致します。

※COCOAとは、利用者ご本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からない様プライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受ける事が出来るスマートフォン向けアプリです。
・社会情勢によりオフライン(代官山 蔦屋書店内)でのイベントを中止する場合がございますので、予めご了承下さい。

ご不明な点がございましたら「daikanyama.childrensbook@ccc.co.jp」に事前にお問い合わせください。

【プロフィール】
松村 裕子 (まつむら・ゆうこ)
聖徳大学児童学部児童学科准教授。
白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻博士課程、単位取得満期退学。
北欧の昔話と児童文学に関心を抱き、東京スウェーデン語学校でスウェーデン語を学ぶ。
現在は研究の傍ら、子どもの本の翻訳や再話等を行う。
『カイとカイサのぼうけん』(翻訳、福音館書店)、『長くつ下のピッピの世界展』(英和担当、東映、東京富士美術館)、「樹木と昔話」(『アジア遊学228』勉誠出版)、「スウェーデンの昔話の日本への紹介について」(『口承文芸研究40』日本口承文芸学会)など。近刊に創作「くまのとしょかん」(「母の友」2020年11月、福音館書店)がある。
趣味はシーカヤックで、数年前に念願のスウェーデンでのカヤッキングを果たした。

会期 / 2020年11月19日(木)
定員 / 30名
時間 / 19:00~20:30(15分前に開場)
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / スウェーデン大使館,福音館書店
問い合わせ / 03-3770-2525

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