2015年10月9日(金)

『“ひとり出版社”という働きかた』トークイベント 工藤秀之さん×西山雅子さん×内沼晋太郎さん

現在、新刊書店に流通する本の大半は、取次を介する「委託配本」によって、全国の書店に流通しています。
しかし、多種多様な出版方法がある中、出版流通の慣習として古くから行われてきたこの「委託配本」方式を取らない出版社も増えつつあります。
そこで、本イベントでは、出版のこれからを「流通という視点から」考えます。
ゲストには、書店との直接取引を行う「注文出荷制」で知られるトランスビューの工藤秀之さん、『“ひとり出版社”という働きかた』編著者の西山雅子さん、を迎え、聞き手はB&Bの内沼晋太郎が務めます。
出版業界の方はもちろん、これからひとり出版社を考えている方、業界自体に興味のある方にオススメのイベントです。

【出演者プロフィール】
工藤秀之(くどう・ひでゆき)
1972年生まれ。在学中より老舗出版社に6年間勤務。そこで経験した業界の不条理に抗うべく、トランスビューの創業に参画。現在、同社代表取締役。従来の出版流通の仕組みに頼らずに書店に本を届ける「注文出荷制」を取り入れている。
トランスビューhttp://www.transview.co.jp
共同DM《注文出荷制》今月でた本・来月でる本https://www.facebook.com/DETA.HON.DERU
西山雅子(にしやま・まさこ)
1970年生まれ。アートカルチャー誌『プリンツ21』編集部に在籍、おもに美術家の全仕事特集を担当。2002年よりフレーベル館編集部に勤務、2014年よりフリーランスに。絵本の企画・編集、書評寄稿等の活動をしている。
内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)
1980年生まれ。numabooks代表。ブック・コーディネーター、クリエイティブ・ディレクター。一橋大学商学部商学科卒。某国際見本市主催会社に入社し、2ヶ月で退社。往来堂書店(東京・千駄木)に勤務する傍ら、2003年book pick orchestraを設立。2006年末まで代表を務めたのち、numabooksを設立。2012年に、下北沢に「本屋B&B」を博報堂ケトルと協業でオープン。著書に『本の逆襲』(朝日出版社)、『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)。

  • 出演 _

    工藤秀之(トランスビュー)
    西山雅子(編集者)
    内沼晋太郎(B&B)

  • 時間 _

    20:00~22:00 (19:30開場)

  • 場所 _

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _

    1500yen + 1 drink order

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